クレープ生地とクリームを交互に重ね、
フランス語で「1000枚のクレープ」という意味を持つミルクレープ。断面が美しく、普段のおやつにはもちろん、おもてなしやホームパーティーでも活躍します。
一見、難しそうに見えますが、意外と簡単に作れるんです。クレープ生地をマスターしてしまえば、おうちクレープの幅も広がりますよ。
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今回は、ミルクレープの人気レシピのほか、おうちクレープを楽しめるレシピ【17選】をご紹介。
定番から変わり種、フルーツ系、お食事系までバリエーション豊かにラインナップしました。
■ミルクレープの人気レシピ2選・基本のミルクレープ
薄いクレープに仕上げるコツは生地を30分ほど寝かすこと。ダマが残っていたら、こして取り除きましょう。アールグレイ入りのカスタードとホイップクリームを交互にはさみ、贅沢なハーモニーを楽しめます。カットするときは包丁を温めておくと、キレイに切り分けできますよ。
・小豆クリームのミルクレープ
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そば粉とホットケーキミックスで作るクレープ生地に、小豆クリームとフルーツをはさむ和風ミルクレープです。生地の50%をそば粉に置き換えることで甘さ控えめに仕上がり、飽きずにペロッと食べられます。日本茶にもよく合いそうですね。
■【定番・シンプル】クレープのレシピ4選・シュガークレープ
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仕上げはシンプルにグラニュー糖だけ。生地の素朴な味わいを楽しめ、フランスでは定番の食べ方です。生地はバターで外側が少しパリッとするくらいに焼くのがおすすめ。
・チョコバナナクレープ
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こちらのレシピは生地に潰したバナナを混ぜ合わせるのがポイント。生地と一緒に焼くことでバナナの甘みがUPします。仕上げにチョコレートシロップをかければ、お店でも大人気なチョコバナナの味わいを堪能できます。
・もちもちクレープ
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熱々のクレープ生地に、冷たいバニラアイスとイチゴジャムをトッピング。少しずつアイスが溶けてクリームのようになり、絶妙な美味しさです。クレープ生地はホットケーキミックスで手軽に作れます。
・クレープのジャム煮
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クレープをジャムシロップで煮て、クレープシュゼット風にアレンジ。ソースごと器に盛り付けましょう。いつものクレープとは違う、しっとりモチモチとした食感になりますよ。後味がさっぱりしているのも魅力です。
■【フルーツ系】クレープのレシピ3選・冷製シュゼット風クレープイチゴソース
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クレープに冷製イチゴソースをかければ、ひんやりデザートに大変身。ソースにはイチゴの果肉がゴロッと入っていて、風味豊かで贅沢な味わいです。暑い日にはバニラアイスも添えてどうぞ。
・オレンジクレープ
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強力粉を使ったモチモチ食感のクレープ生地に、さっぱりとしたオレンジソースをかけて召し上がれ。ソースはオレンジ果肉に砂糖をからめるだけと、火を使わず簡単です。ビタミンたっぷりで朝食にも良さそうですね。
・クレープ・ア・ラ・レーヌ
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生地を四角く包み込んでナイフとフォークで食べる、ちょっぴり上品なクレープです。中にはやさしい甘さのカスタードクリームとフルーツがたっぷり入っています。見た目もおしゃれで、おもてなしデザートにもおすすめです。
■【お食事系】クレープのレシピ4選・ツナとレタスのサラダ風クレープ
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クレープ生地にツナ、レタス、パプリカなどを巻き、サラダ感覚で食べられます。いろんな具材を用意して、手巻きスタイルで楽しむのもいいですね。
・ローストチキンとベビーリーフのクレープ
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パーティーのフィンガーフードにぴったり! クレープ生地に市販のローストチキンやべビーリーフを包み、カレー風味のマヨソースをつけていただきます。サラダチキンや照り焼きチキンでアレンジしても美味しそうですね。
・スモークサーモンのクレープ・サレ
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クレープでスモークサーモンやクリームチーズを巻けば、軽い食感のおつまみに。具材の塩気と甘いクレープ生地のバランスが絶妙です。カットした断面も美しく、お皿に盛り付けるだけで食卓が華やかになります。
・ジェノベーゼクレープロール
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クレープにソーセージやレタスを包み、ホットドッグのような感覚で食べられる一品です。生地にジェノベーゼソースを練り込むので、お酒にも合います。休日のブランチにいかがですか?
■【和風】クレープのレシピ2選・きな粉クレープ
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きな粉を混ぜ込んだ生地に、小豆を包む和風クレープです。生地に上新粉を少量加え、モチモチ食感に仕上げるのもポイント。生地はしっかり焼いたほうが香ばしくなります。
・抹茶のアイスクレープ
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クレープを巾着包みにしてリボンを絞れば、ワンランク上の仕上がりに。海外では、フランス語で巾着を意味する「オモニエール」と呼ばれ人気を博しています。抹茶生地の中にバニラアイスとこしあんを入れるため、和と洋のハーモニーを堪能できますよ。
■【変わり種】クレープのレシピ2選・イチゴのクレープケーキ
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ミルクレープとはひと味違う、遊び心満載のクレープケーキです。市販のスポンジ生地とクレープを交互に重ねて土台を作り、周りをクレープで覆ってデコレーションします。クレープとケーキが一度に味わえて、子どもが大喜びしそうですね。
・ポン・レヴェックのベリークレープ
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フランスの代表的なチーズ「ポン・レヴェック」をクレープで包み、オーブンで焼き上げる一品です。仕上げにカスタードソースやカルバドス(リンゴのブランデー)をかけていただきます。チーズ料理とデザートの中間のような味わいで、大人の贅沢タイムにぴったりです。
ミルクレープは一番上に使用するクレープ生地がキレイに焼ければ、それ以外の生地は破れたり、焦げたりしたとしても、重ねて見えなくなるので問題なしです。このように考えれば、ハードルがグッと下がりますよね。
また、たくさん焼いて余ったクレープは冷凍保存も可能。ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にして、いろんな食べ方を楽しんでみてくださいね。
(川原あやか)