これから旬を迎える「レンコン」のおいしい食べ方を知りたい…!
そんな願いを叶えるために、今回は
E・レシピ内で殿堂入り・イチオシのレシピ3つをご紹介します。
どれも初心者でも作りやすく、子どもから大人まで好評なメニューばかりです。ぜひ参考にしてください。
■レンコンは栄養の宝庫!レンコンはビタミンC、鉄分、カリウム、食物繊維などが豊富! 見た目は淡白な印象ですが、
栄養の宝庫なんです。体内の老廃物を排出する効果も期待でき、体の内側からキレイに導いてくれます。
またレンコンは、複数の穴が空いていて、向こう側が見渡せることから、「先の見通しがよい」という縁起を担ぎ、正月料理やお祝いの場では欠かせない食材です。飾り切りしたもの(花レンコン)は料理に華を添えてくれます。
さらに
切り方次第で食感が変化するのも魅力。輪切りにするとシャキシャキ食感、乱切りにするとホクホク食感、縦に切るとサクサク食感、すりおろすとモチモチ食感に。ぜひ旬のレンコンをいろんな調理法や食感で楽しんでみてください。
【殿堂入りレシピ】もっちり食感が美味! レンコンまんじゅうレンコンまんじゅう【材料】(2人分)レンコン 150~200g
エビ 4尾
キヌサヤ 2~3枚
塩 少々
片栗粉 大さじ 1
塩 少々
<あん>
だし汁 200ml
みりん 大さじ 1
薄口しょうゆ 大さじ 1
塩 少々
<水溶き片栗>
片栗粉 大さじ 1
水 大さじ 2
練りワサビ 適量
【下準備】1、レンコンは皮をむいてすりおろし、水気を軽くきる。エビは殻と背ワタを取り、4〜5等分にする。
2、キヌサヤは筋を引き、塩を入れた熱湯でゆでて水に取る。粗熱が取れたら、斜め半分に切る。<水溶き片栗>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】1、レンコンにエビ、片栗粉、塩を加えてよく混ぜる。2等分してラップの上に置き、茶巾に絞って輪ゴムで留める。耐熱容器に置いて電子レンジで3分程加熱する。
2、鍋に<あん>の材料を入れて中火にかけ、煮たったら<水溶き片栗>をまわし入れ、トロミをつける。
3、(1)を器に盛り、<あん>をかける。練りワサビをのせて、キヌサヤを添える。
【このレシピのポイント・コツ】電子レンジは600Wを使用しています。
繊細で見栄えが良く、レンコンのもっちり新食感を楽しめる人気メニューです。「作るのが難しそう…」と思うかもしれませんが、電子レンジを使えば、調理時間15分! とろりと出汁の効いたあんをかけ、簡単なのに手の込んだような仕上がりで、おもてなしにもおすすめです。
【殿堂入りレシピ】子どもに大人気! レンコンのおやき子どもにも人気!サクサクレンコンのおやき【材料】(2人分)レンコン 260g
豚バラ肉(薄切り) 50g
<調味料>
かつお節 5g
卵白 1個分
片栗粉 大さじ 1/2
塩 ひとつまみ
ポン酢しょうゆ 適量
【作り方】1、レンコンは皮をむいて1/3を5mm角に切り、残りはすりおろして汁気を軽く絞る。豚バラ肉は長さ4〜5cmに切る。
レンコンは縦半分に切るとおろしやすいです。絞り汁は温めてハチミツを加えたホットドリンクがおすすめです。
2、ボウルにレンコン、<調味料>の材料を入れて混ぜ合わせ、4〜5等分にして小判型に成形する。
3、(2)の片面に豚バラ肉を重ならないよう貼り付け、分量外の塩少々を振る。
4、フライパンを熱し、豚バラ肉を下にして焼き、カリカリになったら裏返して色付くまで焼く。器に盛り、ポン酢しょうゆを添える。
フライパンにくっつくようなら油を入れて下さい。
【このレシピのポイント・コツ】豚肉のカリカリとレンコンのサクサクが楽しめます。
すりおろしたレンコンと豚肉で作るおやきは食感が楽しくて、食べ応え満点! かつお節の旨味も効いていて、ポン酢しょうゆをかけてあっさりと食べられます。レンコンが苦手なお子様もこれなら食べやすく、大人はおつまみとしても好評です。
【E・レシピでイチオシ】材料1つで完成! レンコンもちレンコンもち【材料】(4人分)レンコン 約 300g
片栗粉 大さじ 4~5
塩 ひとつまみ
バター 20g
サラダ油 大さじ 1
<タレ>
しょうゆ 大さじ 2
砂糖 大さじ 2
一味唐辛子 適量
【下準備】1、レンコンの皮をむき、おろし器ですりおろす。
2、<タレ>は小鍋、または小さなフライパンに砂糖、しょうゆを入れてひと煮立ちさせる。
【作り方】1、レンコンの水分を軽く押さえてきり、塩、片栗粉を加え、スプーンでよく混ぜ合わせる。
2、フライパンにサラダ油、バターを入れて弱火にかけ、バターが溶け出したら、(1)の生地をスプーン1杯分手に取って丸め、少し押さえて、フライパンに入れる(おやき風)。
3、焼き色がついてパリッとしたらひっくり返し、反対側もパリッと焼く。
4、両面焼けたら<タレ>を加え、からめるように焼く。器に盛り、一味唐辛子を振りかける。
使う食材は「レンコン」のみ! すりおろしたレンコンに片栗粉を加えれば、驚きのもちもち食感に仕上がります。甘辛ダレがよく合い、ご飯のおかずやおやつに大人気です。お好みで一味唐辛子を振ったり、焼き海苔を巻いて磯辺焼き風にしたりとアレンジも広がります。
■レンコンはアク抜きをしようレンコンは空気に触れると褐色に変化するため、下ごしらえでアク抜きが必須です。アク抜きすることで苦味がえぐみも抑えられ、レンコンの甘みが際立っておいしくなります。
レンコンの皮をむいて切ったら、水か酢水に5〜10分ほどつけてアク抜きします。水につけるとホクホクした食感に、酢水につけるとシャキッとした食感に仕上がるので、料理に合わせて使い分けましょう。レンコンを白色に仕上げたい場合は酢水にさらすと良いです。
アク抜きの時間が長すぎると、栄養素もほとんど出ていってしまうので、気をつけてくださいね。
(川原あやか)