この漫画は書籍『お父さんの不倫、気づいてないとでも思ってる?』(原作:リアコミ/漫画:山田ぽむち)の内容から一部を掲載しています(全6話)。
■これまでのあらすじ
塾に行けばマナ先生と顔を合わすため、次第に足が遠のいていくサクラ。母の前では「家で勉強する方が集中できるから」と誤魔化し、塾を休みがちになっていました。両親の不仲は今に始まったことではなく、サクラが小さい頃から、家では父が絶対的な存在で、偉そうに振る舞っていました。その姿からは、父からの家族への愛情も尊敬できる部分も全く感じられなかったのです。膨れ上がる父への憎しみから、サクラは家族でいる必要などなく、むしろ両親が離婚してくれればいいとさえ思うようになっていました。父が家にいるだけで緊張した空気が漂い、息苦しさを感じるサクラ。母に横柄な態度を取る父に腹が立ちますが、反論しようとしても、絶対的な存在である父の前では萎縮してしまい、自分の無力さを痛感するのでした。
父のせいで家族が壊れていくことに絶望したサクラは、泣き疲れてしまいました。そこに母が様子を見に来てくれたのですが、その目元は泣いていたのか、腫れていました。
母はいつも父との問題を穏便に済ませようとする人で、本当は悔しくて言い返したいはずなのに、必死に我慢しているようでした。
そんな母の気持ちを無駄にしたくないと思いつつも、サクラ自身の心が耐えられず、ついに父の浮気を母に伝えることに決めたのです。
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『お父さんの不倫、気づいてないとでも思ってる?』原作:リアコミ/漫画:山田ぽむち (KADOKAWA)
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サクラは大学受験を控えた高校3年生。彼女が抱える大きなストレスは、家庭内の問題にありました。専業主婦の母を見下し、暴言を吐く父と、その父に対して何も言わず耐え続ける母。2人に対してイライラを感じていたサクラは、ある日父が母を裏切っていることに気づいてしまいます。悩んだ末母に告げると、母から驚きの反応が…!?
(ウーマンエキサイト編集部)