この漫画は書籍『御社のモメゴト それ社員に訴えられますよ?』(原作:村井真子/漫画:ぺぷり)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
ゴミが散らかった部屋で、携帯の着信に怯える女性。一体、何が彼女をこれほどまでに恐れさせているのでしょうか…。ヤマサワ広告には、今年入社した社員が3名いました。営業部に所属する小野と土田の2名は、入社前にインターンを経験していたため、すでに慣れている様子ですが、制作部の高橋美空は、もう少し時間が必要なようです。美大卒の美空は、大学時代に成績優秀だったという実績があり、仕事に対しても熱心に取り組んでいました。そのため、将来が期待されているようでしたが現在は…? 社労士の真実から見ると、営業部の2人はすっかり仲良くなっているように見える一方、美空はどうなのだろうかと不安を感じるのでした。
OKをもらったはずが、違う案で進めて欲しいと言われ困惑していた美空。先輩に電話を替わってもらい、なんとか切り抜けましたが、デザイン案の調整に苦労していました。
また、他の企業の広告デザインにも熱心に取り組んでいましたが、すべてがボツになってしまい、彼女は大きなショックを受けることに…。
クライアントの意向を汲んで考えたデザインが、当初の方向性とは異なり、二転三転した末、無駄になってしまう状況に直面し、仕事の難しさを痛感した美空。彼女の心には重い雲がかかっているようでした。
そんな美空を見た先輩の由加は、彼女を励ましますが、美空はその言葉を素直に受け入れる余裕がないほど落ち込んでいる様子だったのです。
『御社のモメゴト それ社員に訴えられますよ?』原作:村井真子/漫画:ぺぷり (KADOKAWA)
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(ウーマンエキサイト編集部)