「レンコン」といえば煮物やきんぴらが定番ですが、そればかりだと家族に飽きられてマンネリ気味に。
そんなときは
いつもの調味料に+αして、新しい味に挑戦してみませんか?今回は調味料を工夫した、ちょっと変わったレンコンレシピ【3選】をご紹介します。
レンコンの使い切りに悩んでいた方、マンネリ打破したい方はぜひ参考にしてください。
■調味料をアレンジしてマンネリ防止!秋から冬にかけて旬を迎える「レンコン」は和風なイメージが強いですが、淡白な味わいなので、
洋風・中華・エスニックにもアレンジできる万能食材です。レンコン料理がワンパターンになりがちな方は、いつもと違う調味料を取り入れるのがおすすめ。
オイスターソースやナンプラーで旨味をプラスしたり、黒酢やバルサミコ酢でさっぱり感をプラスしたり、七味唐辛子や柚子胡椒でピリッとした辛味をプラスしたりなど、
調味料を+αすることで料理のレパートリーがグンと広がります。使い切れずに余っている調味料こそ、上手に活用していきましょう!
【くせになる甘辛味】レンコンのナンプラー炒めレンコンのナンプラー炒め【材料】(2人分)レンコン 5~6cm(100g)
白ネギ 10cm
赤唐辛子(刻み) 1/2本分
サラダ油 大さじ 1
ハチミツ 小さじ 1
ナンプラー 小さじ 1/2~1
【下準備】1、レンコンは皮をむき、幅2〜3cmの輪切りにして水に放つ。白ネギは粗みじん切りにする。
【作り方】1、フライパンにサラダ油と白ネギ、赤唐辛子を入れ、中火にかける。良い香りがしてきたら、水気をきったレンコンを加えて炒める。
2、レンコンが透き通ってきたら、ハチミツとナンプラーを加えてからめ、器に盛る。
【このレシピのポイント・コツ】辛みが苦手な方は、赤唐辛子は入れないでください。
余りがちな「ナンプラー」を活用して、エスニック風味のきんぴらにアレンジ! ナンプラーの旨味とハチミツのコクにより、くせになる独特の甘辛味に仕上がります。赤唐辛子のピリッとした辛味も効いていて、ご飯はもちろん、ビールのおつまみにも最高です。
【さっぱりコク旨】レンコンの黒酢炒めレンコンの黒酢炒め【材料】(2人分)レンコン 120g
カボチャ 1/8個
片栗粉 適量
<調味料>
砂糖 大さじ 2
黒酢 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1.5
白ゴマ 大さじ 1
サラダ油 適量
【下準備】1、レンコンは皮つきのまま幅5mmの半月、またはイチョウ切りにして水にさらし、水気を拭き取る。カボチャも皮ごとレンコンの大きさに合わせて切る。
【作り方】1、レンコンとカボチャを抗菌袋に入れ、片栗粉をまぶす。多めのサラダ油を入れたフライパンを中火で熱し、レンコンとカボチャを加える。
2、火が通るまで揚げ焼きにし、フライパンの余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。
3、混ぜ合わせた<調味料>の材料を加え、中火でザッと炒め合わせたら火を止め、器に盛って白ゴマを振る。
シャキシャキの「レンコン」とホクホクの「カボチャ」がたまらない、秋を感じる一品です。片栗粉をまぶしてカリッと香ばしく焼き上げましょう。甘辛味に「黒酢」を加えることで、コクとさっぱり感がプラスされて食欲UP。冷めてもおいしく、お弁当のおかずにもぴったりです。
【香ばしさ満点】レンコンのバターしょうゆ焼きレンコンのバターしょうゆ焼き【材料】(2人分)レンコン 6~8cm
バター 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1
粗びき黒コショウ 少々
【作り方】1、レンコンは皮ごときれいに洗って縦半分に切り、さらに幅1cmの半月切りにして水に放つ。
2、フライパンにバターを入れて中火で熱し、バターが溶けたらレンコンを焼く。焼き色がついたら返し、反対の面にも焼き色をつける。
3、しょうゆを鍋肌にまわしかけ、レンコンにからめる。粗びき黒コショウを振り、器に盛る。
少し厚めに切ったレンコンが香ばしい「バターしょうゆ」で、さらにおいしく大変身。仕上げに粗挽き黒コショウを振って、ピリリとアクセントを。サクッとした歯ざわりも楽しく、シンプルながらもやみつきになる一品です。お酒のおつまみに、料理の付け合わせにどうぞ。
■レンコンのおいしさを再発見しようレンコンは脇役になりがちですが、今回ご紹介した3レシピはどれもレンコンの魅力が引き出された、レンコンが主役のメニューです。
「こんな食べ方があったんだ…!」と再発見でき、家族にも褒められちゃうかもしれませんね。調理方法もいたってシンプルなので、10〜15分あれば作れます。あと1品欲しいときに、毎日の常備菜に、お弁当のおかずに、晩酌の一品に、いろんなシーンで大活躍するので、ぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)