カボチャと言えば、やっぱり煮物! カボチャは、ビタミンやミネラルが豊富で、
季節の変わり目に体調を整える強い味方となります。
今回は、
カボチャの煮物レシピ人気TOP3をご紹介。基本をしっかり押さえつつ、ひと味違うアレンジで自分好みの煮物を楽しみましょう!
■カボチャの煮物は栄養満点!カボチャの煮物はホクホクとした食感と甘辛い味わいがおいしく、人気の定番和食メニューです。冷蔵で3日ほど日持ちするので、作り置きやお弁当にも向いています。
カボチャにはβーカロテン、ビタミンC・Eなど抗酸化作用のある栄養素を豊富に含み、美肌や免疫力UP、老化防止が期待できます。
実は皮にも栄養がたっぷり。煮物を作る際は捨てずに残しておきましょう。
人気No1【おふくろの味】かぼちゃの煮物煮物の定番!基本のかぼちゃの煮物
【材料】(4人分)カボチャ 1/4個
サヤインゲン 2~3本
だし汁 400~500ml
酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 2~3
しょうゆ 大さじ 2~3
【下準備】1、カボチャは種を取り、皮を所々削いでひとくち大に切る。

2、サヤインゲンは軸を少し切り落とし、分量外の塩少々を入れた熱湯でゆでる。水に取り、粗熱が取れたら長さ2cmに切る。
【作り方】1、鍋にカボチャの皮面を下にして並べ、ひたひたのだし汁を加えて強火にかける。

2、煮たってきたら中火にし、酒、みりん、砂糖を加え、カボチャに竹串がスッと刺さる位まで、7〜10分煮る。(ヒント)煮汁が全体にまわりにくい場合は、弱めの中火で落とし蓋をして下さい。落とし蓋に煮汁があたって、鍋全体に広がります。

3、最後にしょうゆを加え、煮汁が半量になるまで煮て、器に盛り、サヤインゲンを散らす。

家にある調味料で手軽に作れ、シンプルで飽きのこない味に定評あり! 粗熱をとり、冷ます行程でさらに味がしみ込みます。インゲンをプラスすると、彩りがグッと良くなりますね。基本をもう一度おさらいして、食卓に「おふくろの味」を添えましょう。
人気No2【ボリュームUP】カボチャと鶏ひき肉の煮物カボチャと鶏ひき肉の煮物
【材料】(4人分)カボチャ 1/4個
サヤインゲン 2~3本
鶏ひき肉 100g
だし汁 400~500ml
酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 2
【下準備】1、カボチャは種を取り、皮を所々削いでひとくち大に切る。

2、サヤインゲンは軸を少し切り落とし、分量外の塩少々を入れた熱湯でゆでる。水に取り、粗熱が取れたら長さ2cmに切る。
3、ボウルに水を張り、鶏ひき肉を入れてほぐすように混ぜ、ザルに上げる。
【作り方】1、鍋にカボチャの皮面を下にして並べ、ひたひたのだし汁を加え、強火にかける。

2、煮立ってきたら鶏ひき肉を加えて再び煮立ったら中火にし、酒、みりん、砂糖としょうゆ大さじ1を加え、カボチャに竹串がスッと刺さる位まで、7〜10分煮る。

3、最後に残しておいたしょうゆ大さじ1を加え、さらに2〜3分煮る。器に盛り、サヤインゲンを散らす。
【このレシピのポイント・コツ】煮汁が全体にまわりにくい場合は、弱めの中火で落とし蓋をして下さい。
ひき肉を入れることで、一気にボリュームUP! カボチャに旨味やコクがたっぷりとしみ込み、よりご飯に合うおかずになります。煮物が苦手なお子様でも食べやすく、タンパク質とビタミンが一気に摂れて助かる一品。冷めてもおいしいので、作り置きやお弁当にもおすすめです。
人気No3【しっかりコク旨】カボチャとツナの煮物カボチャとツナの煮物
【材料】(4人分)カボチャ 1/4個
ツナ(缶) 1缶
だし汁 200~300ml
<調味料>
酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 2
白ゴマ 小さじ 2
【下準備】1、カボチャは種を取り、皮を所々削いで大きめのひとくち大に切る。
【作り方】1、鍋にだし汁、<調味料>の材料、カボチャ、ツナ(汁ごと)を入れて強火にかける。煮たったら弱火にし、落とし蓋をして煮汁がなくなるまで煮る。器に盛り、白ゴマを振る。(ヒント)だし汁の量はカボチャの大きさや煮る鍋の大きさで加減して下さい。カボチャがひたひたにつかる位であれば大丈夫です。

カボチャの甘みとツナの塩気が相性抜群! ツナは缶汁ごと加え、旨味を余さず活用するのがポイント。仕上げに白ゴマを振り、風味豊かに仕上げましょう。しっかり味でついつい箸が進み、いつもの煮物に飽きたら、変化球として食卓に出してみましょう。
■カボチャの煮崩れを防ぐコツカボチャの煮物で難しいのが、煮崩れしてベチャベチャになってしまうこと。ここでは煮崩れせずに、
ホクホクに仕上げるコツを伝授します。
(1)皮目を下にして重ならないように並べる
カボチャは皮目が下になるように鍋に入れることで、煮崩れを防ぎ、形を保ちやすくなります。鍋の大きさはカボチャがちょうど並ぶものがおすすめです。大きすぎると煮汁が蒸発しやすく、小さすぎるとカボチャが重なって煮崩れの原因に。
(2)煮始めたらかき混ぜない
煮ている間に混ぜて動かすと、果肉と皮が剥がれたり、煮崩れしたりしてしまいます。最初に調味料をまんべんなく振りかけたら、あまりかき混ぜないようにしましょう。
(3)しっかりと冷ます
出来立ての温かいときは煮崩れしやすいので要注意。煮物は冷めるときに味がしみ込むため、火を止めてからもしばらくそのままにしておくのが鉄則です。
(川原あやか)