いよいよ今年もイベントシーズンの到来! 友だちや家族で集まっておうちパーティーをする機会もあるでしょう。
とはいえ、パーティーメニューはとにかく手間がかかるイメージ…ついつい準備が億劫になってしまうことも。気負わずに作れるレシピがあるとうれしいですね。

そこで今回は、
初心者でも簡単に作れる、おうちパーティーにぴったりな主役レシピ3選をご紹介します。
難しい下準備や特別な道具は不要! 簡単なだけでなく見た目も華やかで、パーティーを盛り上げてくれること間違いなしです。
おもてなしに何を作ろうか悩んだら、ぜひお試しください。
■パーティー料理の準備は段取りが命!パーティー当日は部屋の掃除をしたり、テーブル周りを飾り付けたり、やることが盛りだくさん! それに加えて、料理もゼロからスタート、となるとバタバタと忙しくなりがちです。
そこで大切なのは、当日の工程が少なくて済むように
段取りをすること。前日に材料の計量や下ごしらえを済ませておけば、心に余裕が生まれ、当日は火を通すだけで、アツアツの出来立て料理を提供できて一石二鳥。ゲストの喜ぶ顔が思い浮かびますね。
【冬にぴったりなオーブン料理】モッツァレラのオープンオムレツモッツァレラのオープンオムレツ
【材料】(4人分)モッツァレラチーズ(ミニ) 1袋
ベーコン 4~5枚
ジャガイモ 2個
玉ネギ 1個
トマト 1個
バジル(生) 10枚
<卵液>
卵 5個
生クリーム 大さじ 3
塩コショウ 少々
サラダ油 大さじ 1
ケチャップ 適量
【下準備】1、ミニモッツァレラチーズはザルに上げて水気をきり、半分に切る。

2、ベーコンは幅1cmに切る。
3、ジャガイモは皮をむいて5mm角に切って、たっぷりの水と鍋に入れて強火にかける。煮立ったら火を弱め、2〜3分位ゆでてザルに上げる。
4、玉ネギは粗いみじん切りにする。
5、トマトはヘタをくり抜き、1cm角に切る。
6、バジルは手でちぎる。
7、<卵液>の材料をよく混ぜ合わせる。
8、オーブンを200℃に予熱しておく。
9、耐熱容器に分量外のサラダ油を薄くぬる。
【作り方】1、フライパンにサラダ油を強火で熱し、ジャガイモ、玉ネギを炒め合わせる。玉ネギが透き通ってきたらベーコンを加えて炒め合わせる。

2、全体に炒められたらトマトを加え、塩コショウをしてトマトが少し煮崩れるまで煮込む。

3、<卵液>に(2)とバジルを加え、混ぜ合わせる。耐熱容器に流し込み、ミニモッツァレラチーズをのせる。200℃に予熱しておいたオーブンに入れ、表面に焼き色が付くまで15〜20分焼く。

4、少し冷めたら、容器から取り出して4等分に切り分け、器に盛る。お好みでケチャップをつけていただく。
【このレシピのポイント・コツ】ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度差や焼き時間には違いがあるので、ふだんからお家のオーブンの癖を知っておくことをおすすめします。
アツアツのオーブン料理は冬のおうちパーティーにぴったり! オーブンの予熱は時間がかかるので、最初にセッティングしておくことをお忘れなく。そのまま食べるのはもちろん、カリカリに焼いたバゲットにのせて食べてもおいしいですよ。出来立てをみんなでいただきましょう。
【華やかで見栄え抜群】切り身魚で簡単! 基本のアクアパッツァ切り身魚で簡単!基本のアクアパッツァ
【材料】(4人分)スズキ(切り身) 4切れ
塩 少々
アサリ(砂出し) 1パック
塩(洗う用) 少々
ニンニク 1片
白ワイン 大さじ 4
水 大さじ 3~4
ケイパー 大さじ 1~2
プチトマト 8~10個
タイム 4本
塩コショウ 少々
オリーブ油 大さじ 2
EVオリーブ油 適量
【下準備】1、スズキ切り身は塩を振って5分置き、水分を拭き取って臭みを抜く。
今回はスズキを使いましたが、タラやタイなどでも美味しいです。
2、砂出しアサリは殻と殻をかるくこすり合わせて水洗いし、ザルに上げて水気を切る。
3、ニンニクは縦半分に切って芽を取り除き、包丁の面を当て、真上から押してつぶす。

4、プチトマトは水洗いし、ヘタを取り、縦半分に切る。
【作り方】1、フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、スズキを並べ入れ、両面を軽く焼く。
ここで完全に火を通さなくてOKです。

2、砂出しアサリ、ニンニク、白ワイン、水を加え、煮立ったら蓋をする。アサリの口が開いたら弱火にし、時々アクを取りながら5〜6分煮る。

3、ケイパー、プチトマト、タイムを加え、再び蓋をして煮込み、プチトマトがクタッと柔らかくなったら塩コショウで味を調え、器に盛り分ける。お好みでEVオリーブ油を掛けていただく。

アクアパッツァとは、オリーブオイルで炒めた魚介類を水やトマト、白ワインで煮込むイタリア発祥の料理です。スズキはタラやタイなど、ほかの白身魚でもおいしく仕上がります。タイムやケイパーを添えるだけでワンランク上の本格的な仕上がりに!
【彩り鮮やかで美味】サバ缶とトマトのカレー炊き込みピラフサバ缶とトマトのカレー炊き込みピラフ
【材料】(3合分)お米 3合
サバ(缶:水煮) 1缶(190g)
ミックスベジタブル(冷凍) 60g
ミニトマト 6~8個
<合わせ調味料>
カレー粉 大さじ 1
顆粒スープの素(コンソメ) 大さじ 1
塩 小さじ 1/3
水 530ml
<お好みで>
粉チーズ 適量
【作り方】1、お米は洗い、ザルにあけておく。ミックスベジタブルは流水解凍する。ミニトマトはヘタを取る。

2、鍋にお米と<合わせ調味料>、サバ缶の煮汁を加えてよく混ぜ、ミニトマト、サバの身を大きめにほぐしてのせる。

3、蓋をして、7〜8分強火にかける。沸騰したら弱火にし、残り7〜8分、合計15分になるように炊く。
沸騰するまでは蓋を開けても大丈夫です。途中で確認すると吹きこぼれが防止できます。時間は鍋や火加減により異なります。

4、火を止め、蓋を開けてミックスベジタブルを散らす。すぐに蓋を閉めてそのまま10分蒸らす。よく混ぜて器によそい、お好みで粉チーズを散らす。
ミックスベジタブルは仕上げに加えることで色鮮やかに仕上がります。

ガス炊きで作るピラフは絶品! 鍋底にできたおこげも楽しみのひとつですね。具は缶詰やミックスベジタブルを使うので包丁いらずで簡単。サバ缶の煮汁も一緒に入れて、出汁も余すことなく活用しましょう。カラフルな色合いで食卓が一気に華やかに。
■大皿料理でホストもゲストもハッピーに!気心の知れたメンバーで集まるおうちパーティー。準備と片付けに追われるうちに終わってしまった…となってはもったいない! せっかくなら、みんなと一緒に食事を囲んでおしゃべりする時間を楽しみたいですよね。
そんなときは、
料理を大皿に盛り付けるのがおすすめ。運ぶのも楽でスマートに料理を出すことができます。取り皿は使い捨てのものを使えば洗い物が大幅に減り、後片付けもラクチンに。
今回ご紹介したレシピの中でも、
特にアクアパッツァは大皿に盛り付けるとインパクト大! パーティー感が一気にアップします。また、オープンオムレツならオーブン皿、ピラフなら鍋をオシャレなものにすれば、出来上がりをそのまま出すだけで見栄えもバッチリです。
料理を食卓に並べたら、あとはゆっくりゲストとの時間を満喫しましょう。
(Lily-bono)