※このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
美穂はユウタと結婚し、ケチでお祝いに中古の品を贈ってくる義両親とそれを喜ぶ夫に違和感を覚えながらも、幸せな生活を送っていました。ふたりめを妊娠したのを機にマイホームを購入。妊娠中体調が悪かった美穂は家の場所や間取りの決定などすべてユウタに任せます。また、家計の管理もユウタに任せていました。仕事を始めてから美穂は家賃を毎月ユウタに手渡していたのですが、ある日住宅ローンの督促状を受け取ります。ユウタに任せたはずの支払いがもう半年も滞納していることを知った美穂。ここから運命は狂い始めます。
いったいどういうこと!?
謝られても…
夫が泣き出した!?
帰宅した夫に住宅ローンのハガキを見せた美穂さん。すごい剣幕になってしまいましたが、無理もありません。
顔が真っ青になる夫…そして泣きながら謝ってきたのです。
何かの間違いだと思いたかった…夫が何かしらの理由を言い返してくれたらどんなによかったか。でも夫はただ泣いて謝るだけ。何にお金を使ったのか説明することもありませんでした。美穂さんは言葉も出ないほどショックだったと言います。
(ようみん)