■これまでのあらすじ
保育園の係で仲良くなったパパ友の島田につきまとわれるすみれ。しかし夫からは勘違いだと言われ、ハッキリと島田を拒絶することができないでいました。
島田のストーキングの証拠を押さえたすみれは警察に被害届を提出。彼の内縁の妻・ゆり子を通じて治療を受けることを要求しました。
卒園式の日、ゆり子は島田が変わったことをすみれに報告。しかしすみれがひとりになった隙を見計らって島田の母が島田からの手紙をすみれに渡してきました。すみれは手紙を受け取ることを拒否。二度と自分の人生に関わらないでほしいと伝えます。
自分を責めてはいけない…でもそれだけでは不十分

即座に「ノー」と言えるように
自分の尊厳を守るために


誘惑したから、たいしたことない、女に見られて喜ぶべき…被害に遭ったすみれに対してこんな心無い言葉を向ける人がいて、すみれ自身も罪悪感を感じかけていました。でも大事なのは、自分が被害者であり自分は悪くないということをしっかり意識すること。
これまでのすみれはそれができなくて、相手に強く出られなかったのです。
そして、島田さんとの一件を乗り越え強くなったすみれが今ならわかることは、もっと早い段階で「ノー」を相手に突き付けるべきだったということ。ハッキリと拒絶することが、自分を守ることだったのです。
この期に及んで島田さんがすみれに手紙を渡そうとしたことを知ったゆり子さん…どう反応するのでしょうか。
(らっさむ)