
昔から、やらかしにやらかしを重ねて怒られまくっている男子チームに対し、生まれてから現在に至るまで、本気で怒られたことなど2、3回あるかないか。
というくらい、普段から怒られることなどまったくない長女。
そんな長女が…

とても珍しくやらかしてしまった長女。(ちなみに、他者が関わるようなことではなくて家の中で起こった出来事です)
私が長女に対して、これほどまでに本気で叱ったのは初めてに近かったんじゃないでしょうか。
他の兄弟たちが見守る中、母親に本気で叱られた長女は…
なぜか…
うっすら笑みを浮かべていたのです…。

私から話を聞いた夫が、後日、長男と長女を連れて出かけた際に、長女と話をしてくれたそうです。
私から真剣に叱られて、とても反省したとのこと。
では、なぜ笑っていたのか?
理由を問われた長女が発した言葉に、ふたりは耳を疑いました。
「つらい時こそ、笑わなきゃって…」
……どういうこと?

学生時代バスケをしていた夫。現在バスケをしている次男と三男に、
「格上の強い相手と戦って、負けそうになった時。そういう時こそ笑うねん。つらい時こそ、笑える奴は強いやつや」
みたいな話をしていたんです。
弟たちと違って怒られ慣れていない長女。
私に叱られた時、泣きそうになったそうで、その時に夫のこの言葉を思い出し…。
「泣きそうになるくらいつらい… だからこそ、笑わなくちゃ!」と思ったのだそうです。
……違う。そうじゃない(笑)
我が家の殿堂入り天然男子・三男と同じく、実はちょっと天然なところがある長女。
今回のことが天然なのかはさておき、夫からこの話を聞いて絶句した私がようやく絞り出した言葉は…
「……ウソやろ?」でした(笑)
相当なインパクトのある発言だったので、今後何十年先も我が家で語り継がれていくことでしょう(笑)
(ホリカン)