※このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
幸せな結婚をしてマイホームも買ったのに、夫のユウタは借金を重ね、そのことを怒った妻に逆恨みします。わざと中途半端に家事をやって妻・美穂の手間を増やし、ストレスで蕁麻疹が出るほどまでに追い込みました。そして美穂が怒鳴ったところで暴力を訴えて離婚調停を申し出ます。
離婚調停のさなか美穂は夫と別れて暮らす決心をし、子どもの学校の近くにアパートを借りました。なかなか進まない離婚調停が続き、なんとか週1回娘たちに会えるようになったのですが、ある日突然夫が離婚調停を取り下げ。理由を聞いても「もうやめよう」などと言うのです。
封筒の中身はアパート代!? なんで?
俺もここに住むってどういうこと!?
子どもたちと住めるようになったら夫もついてきた…
ユウタさんが渡した封筒の中にはアパート代として5万円が入っていました。以前住んでいた家は売りに出したのだと言うのです。もういったい何がなんやら。
念願かなって子どもたちとまた住めると思ったらなぜか調停してたはずの夫もついてきた!? 今度は何を考えているのでしょう。油断なりません。
(ようみん)