※このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
マイホームを買ってからユウタは借金を重ねるようになり、驚いた妻の美穂はユウタを責めます。しかしユウタは離婚調停を申し出るのでした。
長い間娘たちとも会えなかった美穂でしたが、子どもの小学校の近くにアパートを借りて新しい生活を始めます。
そんなある日突然、調停が取り下げられたと聞かされます。夫に理由を聞いても「もうやめよう」とまるでただの夫婦喧嘩だったかのよう。しかも彼は美穂のアパートに転がり込み、前の家は売ったなどと言うのでした。
夫がいる…
「見てほしいものがある」
夫が出してきたのは…？
せっかく買った一軒家をユウタさんは勝手に売り出していました。
借金もあり住む場所もなくなった彼は転がり込むような形で美穂さんとの関係を修復。久しぶりに夫がいる生活に美穂さんは不思議な気持ちになります。
何もかもがナゾのユウタさんの行動。彼は今度は美穂さんにある書面を見せます。サインしてほしいと言うその内容は？
(ようみん)
