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犬と触れ合ったことのない子どもたちとドッグカフェに行ってみたら発見だらけだった【特別じゃない日を特別にする方法 Vol.13】

今回の特別じゃない日を特別にする方法は「子どもたちと一緒にドックカフェに行って犬と触れ合う」です。

もともと私が仕事で犬と触れ合う必要があったのでドッグカフェに行く予定だったのですが、それを聞いた子どもたちが「私(僕)も絶対行きたい!!」と言い始め、「じゃあいっそ今月の楽しい活動としてドッグカフェに行こう!」ということになりました。

次男にドッグカフェはちょっと早いので、今回は私と長男と長女の3人で行くことになり、次男と夫は室内遊戯施設に遊びに行くことに。それぞれ楽しい1日になるといいね!
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長男も長女も今までほとんど犬と触れ合う機会がなかったため、これが初めての犬との触れ合いです。長男は動物の餌やり体験などでは必ず怖がっていたため、小型犬とはいえ大丈夫なのかな…とちょっと心配なのですが、本人のたっての希望ということでうきうき出発しました。

私も今まで犬を飼ったことがないので、とても楽しみ!

久しぶりに下の子抜きで外出!
ドッグカフェへ行く前から楽しいことだらけ

久しぶりの親子3人での外出に子どもたちも明らかにテンションが上がっています。子どもたちにとっては電車に乗るのも新鮮だったようで、切符を買うのも、買った切符を改札に入れるのも、改札から出てきた切符を取るのも、でてきた切符に穴が空いていることにもすべて「すごい!できた!」と大喜びでした。

カフェに行く途中に道頓堀商店街を通っていると、長男が一言、「大阪にもこんなに人がたくさんいるんだ…」とぽつり。

「多分、大阪って行ったらこの場所を思い浮かべる人が多いと思うよ」と答えると、すごく驚いていました。そうだよねぇ、普段大阪の田舎の方に住んでると、こんなに人の多い活気あるところが同じ大阪だとは思えないよねぇ…。





ドッグカフェに到着し、はじめに犬と触れ合う際の注意点を聞きます。大きな声を出したり、犬を無理やり触ったり、立ったまま犬を抱き上げたりしないこと。犬がどこに行くかは犬の自由なので、思い通りにいようとしないこと…などなど。

子どもたちとも、「わんちゃんを尊重し、思いやりの気持ちを持って触れ合おうね」と改めて約束しました。

そしていざ扉を開けると…。


「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」
いっせい犬が吠えながら寄ってきます。誰か来たぞとわんちゃん大興奮!!!

「犬がたくさんだ〜!!!」と喜ぶ長女! 勢いに飲まれて怖がる長男!

ドキドキしながら手を洗って消毒し、席につきます。
長男は犬から距離を取れる場所に座り、遠くから犬を眺めることにしたようです。


少しするとすぐにワンちゃんたちも落ち着き、フレンドリーに私たちの元にもやってきてくれました。勝手に膝の上に乗ってきてくれる…可愛い…!
触ってみると、とても暖かくほかほかしていて、「わぁ、命だ…」と思いました。


店員さんに「みんな犬と触れ合ったことがないのですが、どうしたらいいか教えてもらえますか?」と聞くと…。

犬の上から手を出すと怖がるので、下から手を出してまずは匂いを嗅いでもらうこと、顎の下や首を優しく撫でてあげると喜ぶことなどを教えてくださいました。


わんちゃんと触れ合うことで勉強になったのは…
いろんな犬がふらりと私たちの元に来て好きにくつろいだり匂いを嗅いだり舐めたりしてまたどこかへ行きます。そんな様子をみて「もっと私のとこに犬がきて欲しい…ずっといて欲しい!」と呟く娘。

「あのチワワこっちにきて欲しい…チワワ〜!!」とギラギラしている娘を警戒したのか、犬が全然寄りつきません。

「わんちゃんがどこに行くかは、わんちゃんが自分で決めるから、思い通りにはできないよ」と伝えながら、これは子どもたちにとっても相手に合わせることを学ぶとても良い機会だなぁと感じました。

ふと長男の方を見ると、いつの間にか周りを眠った犬に囲まれていて面白かったです。

穏やかな犬たちに囲まれて、「初めは怖かったけどもう怖くないかも…」とその場を楽しみはじめた長男。寝ているワンちゃんを優しく撫でていました。


犬も人間もおやつの力は偉大!
しばらくするとおやつタイムになりました。店員さんからドッグフードを渡されるやいなや、犬がすごい勢いで集まってきました。

長女もたくさんのわんちゃんに囲まれてご満悦です。やっぱりおやつの力は偉大….!!


一方、その勢いにちょっとまた怖がりつつも、おやつをあげる長男。
犬たちも賢く、おやつをもらうために自分から「お座り」「お手」「おかわり」をしてくれました。私の手が他の犬に取られていたら、私の膝にお手してくれるわんちゃんもいて本当に可愛かったです。これは癒される…。

「お母さん見て」と長男に呼ばれ、見てみると1匹の犬が長男の手をぺろぺろと舐めています。
ニコニコと「僕の手をずっと舐めてるんだよ」と嬉しそうに報告してくれました。

カフェに来た時はどうなるかと思ったけれど、長男は「もう怖くないよ。またここに来たい」と話していました。最終的にわんちゃんと仲良くなれてよかったねぇ、長男。

時間いっぱいまで犬と戯れ、「まだここにいたい…」と名残惜しそうな子どもたちを連れてドッグカフェを後にしました。

子どもたちに感想を聞いてみると…
帰り道にアイスキャンディーを食べながら、今日の感想を聞いてみると、
「ジュースも美味しかったし、犬とも仲良くできて嬉しかった」と長男。
「可愛かったけど、もっとチワワに来て欲しかった…!また来週来ようよ!」と長女。

怖がったり戸惑ったりもしましたが、別の形の命と触れ合うのは子どもたちにとっても新鮮で楽しい経験だったようです。

怖い!という対象だった犬に少しずつ心を開いて最後には仲良くなった長男と、犬という動物にも心があって、その相手の意志を尊重する必要があると学んだ長女。

私は犬と暮らした経験がないですが、こんな存在と日々を一緒に過ごすのは、きっと支えられ学ぶことがたくさんあるのだろうなと感じました。

またいつか行こうね。

文・イラスト むぴー
(むぴー)

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