※このお話は作者マルコさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
主人公・さゆは夫と娘と3人暮らし。かねてより計画していた新築戸建てに今年引っ越したばかりですが、この家を建てる際、義実家から500万の援助を受けていました。恩もあって義実家から徒歩10分の距離に自宅を構え、実家までは車で20分の距離。妻は母に孫と会わせるため実家に帰省することがしばしばありますが、それを知った夫は不満気。「実家に帰るのは月イチで十分、ガソリン代がもったいない」と言います。実家くらい好きなときに帰りたいという妻の主張も「お金がかかるから」という理由だけで聞く耳を持ってくれないのでした。
■妻が専業主婦になった経緯は…
■大好きな仕事辞めたくなかったけど…
インテリアを学びたいというさゆの夢を応援してくれた両親。
亡くなってしまった父のためにも仕事はできる限り続けたいと考えていた妻でしたが、夫のひと声で断念せざるを得ない状況になってしまいました。
仕事を続けるよりも、今は新しい家族を増やせたらという夫の思いを受け入れましたが、子どもが大きくなってからそんな簡単に再就職できるのか…? と妻は不安を抱きました。
(マルコ)