読者から投稿された実体験を、ウーマンエキサイト編集部が漫画化する「本当にあった読者のはなし」。今回紹介するのは、とても保守的で伝統的な価値観を持つ義父とのお話です。家族の中で自分の意見が最も重要で正しいと信じていて、周囲に自分の考えを押し付けようとする古典的な義父。もちろん、息子が連れてきた嫁に対しての態度はひどいもの…。
女性は家庭を守り、子どもを育てることがその務めだと強く主張するのです。この手の義父は、周囲にプレッシャーを与え、特に若い世代との間には深い溝を生みがちですよね。そして悲劇がおきたのは、妊娠の報告に来たときのことです…。
■義実家で妊娠報告したとたん義父の態度が一変!?今回ご紹介するのは、読者Dさんが投稿してくれた実際にあったお話です。
妊娠がわかり、義実家に妊娠報告をすると、義父の暴走がはじまりました。家長である、俺が全て正しい。家長の言うことは聞かなくてはいけない。と急に言い出したのです。

そして、義父の考えでは「嫁は男の子を産んで後継ぎとするのが当然」なのです…。
私は驚きと戸惑いで言葉を失い、その場に立ち尽くしていました。「それが嫁の務めだ!」と叱咤され、不安と恐怖でいっぱいに…。
義父の古い価値観には到底ついていけず、私は言葉を失ってしまいました。
■性別を報告すると義父は…それから数カ月後、義父は満面の笑みを浮かべていました。その理由は、私のお腹の中の子が男の子だと告げたからです。しばらく前まであった緊張は和らぎ、義父の表情は喜びが溢れていました。
お腹の子が男の子だと知った義父は「よくやった!」と声を上げ、周りが引くぐらいの喜び方をしてました。

家系を継ぐ男の子の誕生を待ち望んでいた義父は、自分の願いが叶った瞬間、「それでこそ嫁の務めを果たしたと言える!」と称賛したのです。
私は義父の期待に応えられたことに安堵しつつも、複雑な思いも抱えていました。この状況は私にとって自身の選択と家族への期待の狭間で揺れる瞬間であり、更に今後の義父との付き合い方ついて考え始めるきっかけとなったのです。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)