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春の野菜【のらぼう菜】とは?食べ方や特徴を解説!のらぼう菜に代えてもおいしい菜の花レシピも

主に東京や埼玉などで栽培されている「のらぼう菜」という春野菜を知っていますか?

「甘みがあって食べやすい!」と人気が広まり、育てやすいので家庭菜園している方も多いです。


そこで今回は、「のらぼう菜」について解説したのち、おすすめの食べ方をご紹介します。

旬の春野菜を使って、食卓に春を呼び込みましょう!

■のらぼう菜って? どうやって食べるの?

のらぼう菜はアブラナ科の葉物野菜であり、菜の花の仲間です。古くから東京・神奈川・埼玉を中心に栽培されてきました。どこでも育つくらい生命力が強く、ビタミンやミネラルも豊富。江戸時代の大飢饉では多くの人の命を救ったと伝えられています。

菜の花と見た目がよく似ていますが、苦みやえぐみが少なく、柔らかくて甘みがあるのが特徴。お子様でも食べやすいです。

調理の際は加熱して食べるのがおすすめ。くせがないのでサッと茹でてお浸しや和え物にするほか、油と相性が良いので、炒め物や天ぷらにしてもおいしいです。どんな味つけにも合い、さまざまな料理に取り入れることができますよ。

■のらぼう菜のおいしさを引き出す! からし和えの作り方
葉物野菜の風味をダイレクトに味わうには、からし和えが最適! レシピは菜の花を使っていますが、のらぼう菜でもおいしいです。だしの旨味がジュワ〜、からしの辛みがツン、最後にのらぼう菜のほのかな甘みが広がりますよ。

菜の花のからし和え
菜の花のからし和え

【材料】(2人分)

菜の花 1束
塩 少々
<調味料>
練りからし 小さじ 1/2
だし汁 大さじ 3
しょうゆ 少々
塩 適量


【下準備】

1、ボウルで<調味料>の材料を混ぜ合わせておく。菜の花は茎のかたい部分は切り落とす。

菜の花のからし和えの下準備1


【作り方】

1、鍋に湯を沸かして塩を加え、菜の花を入れ、再び煮たったら30秒ゆでて冷水に放つ。

菜の花のからし和えの作り方1

2、(1)の水気を絞って長さ3等分に切り、<調味料>で和えて器に盛る。

菜の花のからし和えの作り方2




■のらぼう菜でも美味! <菜の花>の絶品レシピ4選
菜の花だけでなく、のらぼう菜、春菊、ホウレン草など葉物野菜全般でおいしく食べられます。

・菜の花のゴマ和え



ほろ苦い風味のある葉物野菜は甘じょっぱいゴマ和えにするとバランスが良く、箸休めにぴったりです。食感を残すために、サッと茹でる程度でOK。ちくわで旨味をプラスすると、より食が進みますよ。



・菜の花のニンニク炒め



蒸し焼きにすると味がグンと濃厚になり、茎までふっくらと食べやすくなります。こちらはニンニクで風味をプラス。シンプルながらも素材のおいしさを堪能できる一品です。



・菜の花のペペロンチーノ



ニンニクや赤唐辛子でペペロンチーノ風に仕上がれば、お酒と相性抜群! 焼き色がつくまでしっかり炒めるのがポイント。ほろ苦い風味に香ばしさが加わり、春のおつまみにぴったりです。



・菜の花のタラマヨ和え



葉物類の苦みが苦手な方もタラコマヨネーズで和えれば、食べやすさUP! 茎のシャキシャキ食感、タラコのプチプチ食感もたまりません。彩りも春らしく、ご飯のおともはもちろん、パンにはさんで食べるのもアリです。



春野菜は寒い冬を耐え抜いて旬を迎えるため、栄養をたっぷり蓄えています。「のらぼう菜」なら、特有の苦みが少なく、一度食べると、そのみずみずしさの虜に!

また、主に関東地方で栽培されてきましたが、最近では近畿・九州地方にも栽培エリアが拡大。

とはいえ、収穫してから日持ちしないため、スーパーにはあまり出回っていません。農産物直売所などで購入可能です。見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
(川原あやか)
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