今日のごはんどうしよう…と悩んだ時は、炊飯器に食材を入れるだけで作れる
具だくさんの炊き込みごはんはいかがでしょう。
炊き込みごはんのレシピは数多くありますが、今回は栄養価の高い食材の
鮭を使った炊き込みごはんをご紹介します。

鮭の切り身は冷凍保存もできるため、ストックしておくと便利な食材です。
鮭には、日々の暮らしに欠かせない
良質なタンパク質と必須アミノ酸が豊富に含まれています。ぜひ参考にしてくださいね!
・鮭の冷凍保存方法

鮭は下処理してから冷凍しておくとすぐ使えて便利です。
鮭の切り身に塩をして、少しおくと余分な水分が出ます。水分をふき取り、ラップで包んで保存袋に入れ、冷凍庫で保管しましょう。冷凍であれば、
約1か月保存可能です。
■一番人気! 鮭とキノコの炊き込みごはん切り身の鮭に、香り高いマイタケと栄養豊富なエノキを加え炊飯器で炊くだけの簡単レシピ。炊く前に、鮭にお酒をからめて少しおくと臭みが取れます。また、炊き込みごはんや煮物など、使用頻度の高いショウガは、皮をむいて千切りにして冷凍しておくと便利。いざという時にすぐ使えます。
子供に人気 鮭とキノコの炊き込みご飯 簡単とっておき by横田 真未さん
【材料】(4人分)ショウガ(せん切り) 2片分
お米 2合
鮭(甘塩鮭) 2切れ
酒 大さじ 1/2
マイタケ 1パック
エノキ 1/2袋
<調味料>
だし汁 200ml
酒 大さじ 2
みりん 大さじ 1
塩 小さじ 1/2
しょうゆ 大さじ 1
だし汁 200ml
大葉(せん切り) 適量
【下準備】1、お米は洗って30分ザルに上げておく。
2、鮭は大きな骨を除き、酒をからめる。

3、マイタケは食べやすい大きさに分ける。
4、エノキは根元を切り落とし、長さを3等分に切る。根元は食べやすい大きさに分ける。
【作り方】1、小鍋に<調味料>の材料とショウガ、マイタケ、エノキを入れて強火にかける。しんなりしたら、煮汁と具に分ける。

2、炊飯器に洗ったお米を入れ、(1)の煮汁を加え、普通に炊く時の水量線までだし汁を加える。

3、(1)のショウガ、マイタケ、エノキ、鮭を加え、サッとひと混ぜしてスイッチを入れる。

4、炊きあがったら10分蒸らし、鮭の皮を取って全体を混ぜ合わせる。器によそって大葉を盛る。
【このレシピのポイント・コツ】お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。最初に 入れる水が最もお米が吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。
<冷凍ショウガの作り方>
皮をむいたショウガ50g〜100gをせん切りにし、ラップにのせ平らにして包む。金属製のバットの上にのせて急速に凍らし、使うときは必要な分だけポキッと折って凍ったまま使う。
■ヒジキと鮭の炊き込みごはん
春に旬を迎える芽ヒジキと鮭で作る栄養価の高い炊き込みごはんです。鮭はお酒をからめて皮ごと炊飯器に入れましょう。炊き上がったら皮や骨を取ってザックリほぐして完成です。春が旬のヒジキはミネラルや食物繊維が豊富です。ぜひ作ってくださいね。
■鮭とサツマイモの炊き込みごはん
気になる鮭の生臭さを消す方法のひとつが牛乳です。こちらのレシピでは、炊き込みごはんに牛乳を加えて作ります。味付けは塩のみとシンプルですが、ホクホクのサツマイモの甘さと、鮭の塩気がごはんに見事にマッチ。素材本来の味が楽しめるレシピです。
■鮭と大根の炊き込みごはん
ビタミンCが豊富な大根の葉も加えた、栄養価が高く、彩りも美しい炊き込みごはんです。角切りにした大根は食べ応えがあり、かさ増し効果も期待できますね。大根を余すことなく使える一品です。
■イクラのせ塩鮭の炊き込みごはん
イクラをのせた豪華な炊き込みごはんは、塩鮭にタケノコやシイタケを加えた五目ごはんのような仕上がりに。しょうゆとみりんの優しい味わいと、鮭とイクラの塩気がちょうどいい! 見た目も美しく、おもてなしやハレの日にも喜ばれそうです。
栄養価の高い鮭で作る炊き込みごはん。大根やサツマイモなど、野菜と合わせると
食べ応えもアップし、栄養価も高まります。炊き込みごはんは、ごはんが炊き上がるまでの時間を有効活用できるうえ、難しいこと抜きで作れるのも、うれしいポイント。
何を作ろうか迷った時に、今回ご紹介したレシピをぜひ参考にしてくださいね。
(豊島早苗)