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「妹に謝れ!」小2の息子が高校生に泣かされてトラウマに!親はどうしたらいい?



■小2の息子が高校生に泣かされて、その日から夜うなされるように…



































母親がいるのにどうして高校生の兄も一緒にお迎えにいるのか? ケイくんがどうして泣かされたのか? 何もわからないままでした。

ふくこさんは一瞬、ケイ君自身が何か悪いことをしてしまったのではないかとも考えたそう。

しかし、先生は「ケイくんはそんな子ではない」と言ってくれました。

当時を振り返って、一瞬でも我が子を疑うような自分自身がイヤだとも思ったそうです。














家に帰って、ケイくんを抱きしめて、時間をかけてゆっくり話を聞きました。

心当たりも無いままに「酷いことしたんだから謝れ」と高校生に言われたケイくん…。

ショックで語彙力が追いつかず、上手く伝えられないまま、SさんとSさんのお母さんに所へ連れて行かれ、ケイくんはボロボロ泣きながら、3人の前で謝ったということでした。



■どうして相手の母親は来ないの? 先生たちのことも信じていい?

SさんとSさんのお兄さんは、日頃からケイくんがSさんにひどいことをしていると思っているようで、とにかくケイくんを悪者にして、謝らせたそうです。

夜中に帰宅して夫に話すと、とても驚き、高校生やその親に対して、怒りを露わにしていました。









次の日の朝、ふくこさんは校長室へ呼ばれました。













ふくこさんはSさんのお兄さんがなぜケイくんにあんなことをしたのか、なぜ近くにいながらSさんの母親は止めなかったのかを疑問に思っていました。

「母親と連絡が取れないなら、Sさん本人にも確かめてほしい」と先生方にも言ったそうです。

いずれにせよ、こんなことがあったのに学校に連絡してこないSさんの母親には何か裏がありそう。

こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画になります。著者のふくこさんに、この漫画についてインタビューしてみました。




■作者のふくこさんへインタビュー

ー三男が小学校で遭遇してしまったトラブルがテーマの作品ですが、どうしてこの体験を漫画化しようと思ったのでしょうか? また、当時を振り返って一番思い出すことはどんなことですか?

学校という親が居ない場所の中で、子どもたちは毎日色々な出来事と対峙していると思います。その中で学びになることは、もちろんたくさんありますが、大人になるまで引きずってしまう傷になるようなこともあるかもしれない。三男が成長していくにつれ、遭ったことを思い出したとき、あれは学びだったと思うか? それとも傷になってしまうのか?それは現時点では誰にも分からないことですが、私たち家族にできることは何なのか必死で考えて行動したこと、人から助言を頂いたこと、三男に伝えたことを、書き留めたいと思いました。

当時を振り返ってどうしても一番に思い出すことは、あなたのせいじゃないと言われても、「あの時あと5分でもいいから早く迎えに行っていれば?」という気持ちです。

ー三男のケイくんにとってはもちろんですが、ふくこさんご自身にとっても辛い体験だったんですね。

今、Sさん家族に対して思うことはありますでしょうか? まだ、同じ地域にお住まいかと思うのですが、その後何か関わりを持ったりはありますでしょうか。
 

その後も、Sさんの行動を見た他の保護者が「あの子は親が見ていないよね」と言ってる場に居合わせたことはあります。相変わらず私はSさんの兄や母親を許すことはできておらず、距離を取っていながらも目は離していません。向こうもそれを感じていると思います。

だけど子ども同士の交流は学校内であったりするので?。とても複雑な気持ちです。


ー確かに子ども同士に罪はないですし…。難しい問題です。

その後、ケイくんの様子はいかがでしょうか?
 

現在もケイは、当時のことを忘れてはいません。でも、家では兄たちと楽しく笑い合い、学校へも毎日通えています。普段から、何気ないできごとも話てくれるので、私としては見守りながら過ごしています。

ー最後になりますが、同じような状況になってしまった方がいたら、親としてどのような対応をするのが良いと思いますか? ご自身の体験を振り返って教えてください。

冷たいようだけど、まずは自分の子に本当に非が無かったかを落ち着いて確かめます。難しいけど?なるべく冷静に、毅然と、視野を広く、何があったのかを多角的に見てから、行動したほうがいいです。

最初から「100%ウチの子は悪くない!」と思い込むことも、私は危険だと思います。

また、後々漫画でも描いていますが、相手にされたこと、日時や場所の「記録を残す」ことも大事なのだと聞きました。

もしも相手の親が話し合いにならないほど攻撃的な人だったり、さらに悪質な加害を計画している様子であれば、学校よりも大きな組織(教育委員会や警察など)に相談する必要も出てくるかもしれません。学校が「なるべく穏便に」済まそうとする傾向があるなら、そういうことも視野に入れておくといいのではないかと思います。


ー記録を残すことが大事というのは、とても勉強になりました。ついつい、子どものトラブルがあると、特に母親は感情的になってそれどころではなくなってしまいがちですが、事実を証拠として残しておくのに有効な手段なんですね。ふくこさん、貴重なお話ありがとうございました!


さて、このあとふくこさんはどのような対策をとったのか、また、Sさんの母親とはどんな人なのか、最後まで見逃せない展開になっていますので、ぜひ、最初から読んでみてくださいね。


>【1話から読む】「三男が学校で初めて泣いた日」
(サトウヨシコ)

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