■これまでのあらすじ
通院しながらタイミング法を試してきて2年。妊娠に至らない夫婦は、夫の不妊検査を受けることに。すると、夫が生まれつきクラインフェルター症候群という病気であり、それが不妊の原因になっていることを知らされる。医師によると睾丸を切開して精子を採取できれば顕微授精ができると言うが、夫は急に怖くなってしまう。さらに費用が高額なため、医師は夫婦によく考えるようアドバイスするのだった（当時は保険適用外）。
■病院の帰り道に…
■治療していけばそのうち…
■離婚しよう…!?
自分に病気があり、それが不妊の原因になっていたことを知り、重い気持ちで病院から帰る夫。
しかし妻は前向きで、「原因がわかってよかったね」と言う。検査をしていなかったらずっと空回りしていたかもしれないこと、治療すればそのうち妊娠するかもしれないと…。
しかし妻の言葉をさえぎり夫が「離婚しよう」と言い出して…。
この記事は作者ぺ子さんに寄せられたエピソードを元に、脚色を加えて再編成しています。この記事に記載された症状や治療法は、あくまで体験談であり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ぺ子)
