※このお話は作者ネギさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
自称イクメンの夫が上司である黒利と裏切り関係にあり、息子を彼女の家に連れて行っていたことが発覚！主人公・ユナが再構築を望まないことを夫に伝えると、最後に3人で過ごしたいとのこと。楽しい1日を過ごせたと妻が油断した隙に、夫は息子を連れ去ってしまいます。黒利のマンションにいた息子を無事取り返すことはできたものの、妻への復讐のために夫を利用して息子を奪ったという黒利の魂胆を知り、妻は怒りが込み上げます。奪われる側の気持ちが分かった？と嘲笑する黒利に怒りをぶつけると、夫が勝手に息子を連れてきたのだから私も被害者だととぼける黒利。妻は弁護士を立てて徹底的に戦うと心に決めてその場をあとにしました。この状況にうろたえていただけの夫は妻を追いかけて…。
■黙って連れ去ったくせに何を言ってるの？
■父親なんて言う資格ない！
■絶対に許さない…！
ずっとあとをついてくる夫に「ついてこないでよ！」と怒鳴ると、黒利があんな女だなんて知らなかったと泣きながら訴えてきます。
息子を傷つけた黒利も許せませんが、息子を誘拐し、これまで息子が酷い目に遭っていたことにも気づけなかった夫を到底許せるはずがありません。
そんな夫に父親を名乗ってほしくもない…。
弁護士を通すのは黒利だけじゃなく、夫も同様だと突き放しました。
ショックを受けその場にしゃがみ込む夫ですが、完全に自業自得。自分の過ちをしっかり見つめ直し、反省してほしいですね。
一方その頃、黒利も怒りがおさまらないようで…。
(ネギマヨ)
