「ちょっとだけ」「暇つぶし」夫がオンラインゲームを始めたとき、それが、夫婦崩壊の危機につながるとは、妻は考えていませんでした。
オンラインゲームにハマりどんどん課金していく夫に、妻はどんな判断を下すのか…!?
■「暇つぶし」のつもりだった「ちょっとだけ」「暇つぶしのつもり」夫がスマホゲームを始めたとき、私は深く考えていませんでした。
でもそれが、私たち夫婦をこんなに変えてしまうなんて…。
夫がソシャゲを始めたのは、去年の夏。最初は「通勤中の暇つぶし」だった。私も少しだけ触らせてもらったことがあるけれど、正直よくわからなかった。
けれどある日、深夜2時。隣で寝ていたはずの夫が、小さな光を浴びながらスマホを凝視していた。
画面には、派手なエフェクトと「超激レア」の文字。

「やばっ…これ、課金分取り戻したわ…」
小声の独り言に、私は寝たふりをしながら目を閉じた。
その時は、まだ知らなかった。この日が地獄の“入口”だったことを。
■ゲームにはまっていく夫
「え? 何が?」
夫は目を合わせないまま、パンを口に運びながら指を滑らせていた。その画面が何かは、もう聞かなくても分かっていた。
話しかけても上の空。食事の時間も、寝る前も、休日も。夫の“脳”はいつも、画面の向こうにいた。
この時、私はまだ“注意”するくらいで済むと思っていた。けれど、それはただの始まりだった。
次の月、カードの明細を見た私は、声が出なくなった…。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)