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「僕の教科書がない!」犯人は一体誰? 小学生男子の苦悩と葛藤の体験談




■僕の理科の教科書がなくなった! 犯人は一体誰?





















学校に置きっぱなしにしていたと思っていた理科の教科書がなくなっていることに気がついたイチくん。

でも、このときはそんなに心配はしていませんでした。

「隣の席のニコちゃんに教科書見せてもらえて、ラッキー!」

「もしかしたら、家にあるかもしれない」

のんきにそんなことを思っていたのです。





家に帰って探してみたものの、やっぱり理科の教科書は見つかりませんでした。

イチくん、どうするのでしょうか?





母子家庭で育ったイチくんは、普段からお母さんが節約したり、いろんなことを我慢しているのを知っています。

だからこそ、お母さんを心配させたくないし、教科書を買ってなんて言えないのです。

だから、バレたくない、バレないようにするには…と悶々としていました。

そんなときに声をかけてくれた女の子が…。












イチくんは女の子のことでからかわれるのが苦手です。

普段は仲良しのゴウくんとサンちゃんは、女の子のことになると大袈裟にからかってくるのがどうしても苦手でした。

さて、いろんな登場人物が出てきましたが、この中に犯人はいるのでしょうか?




■母さんに言えない! ついに算数の教科書まで…!?















理科の教科書がなくなってしまったことを、いっそお母さんに言ってしまおうかと思ったイチくん。

でも、やっぱりお母さんの笑顔を見ていたら言えなくなってしまいました。

そんなイチくんにさらなる悲劇が襲ってくるのです。









このころになると、イチくんは理科がないと言うだけで、その日気が楽になっていました。

今日の1時間目は算数の時間。

さぁ、教科書を出そう…そう思ったら、なんと算数の教科書がなくなっていたのです。

犯人は誰なのか? 一体何の目的でイチくんの教科書を盗んだのか? ぜひ、最初から最後まで漫画を読んでみてください。




■伏線に気づいてもらえたらうれしいです!

こちらはNAPBIZブログに投稿された漫画になります。作者の愛すべき宇宙人さんに、この漫画についていくつかインタビューしてみました。


ーある方から自分の体験談を漫画化してほしいとDMがあったことが、この漫画を描くきっかけだったそうですが、最初に連絡があったときのことを教えていただけますでしょうか? また、体験談を聞いた最初の印象などを教えてください。


最初は、その方から「もし愛すべき宇宙人さんが漫画を描くストーリーを募集しているようなら話してみたいストーリーが…」とDMがきました。

いつも読ませていただいていた方からだったので、むしろご自身で描かなくて大丈夫なのか、私なんかが描いてしまって本当にいいのか心配でしたが、「誰にも話したことがないこの話を他の方が読んでどう思うのか聞いてみたい、愛すべき宇宙人さんなら上手く描いてくれそう」と言ってくださり、断る理由が見つかりませんでした。

実際体験談を聞いたあとは、この話を私が描けるのかと思うとワクワクしました。

ー読み返してみると、いろんなところに伏線があると思うのですが、漫画化する際には、いつも全体の構成や結末は先に考えてから描かれているのでしょうか? 

この話に関しては、先にあらすじは決まっていましたので、いくつかの伏線は、趣味のように楽しく仕込ませていただきました。また、それに気付いてもらえると思うと、とても嬉しくニヤついておりました(笑)。

私の場合は、しっかり構成を考えるというよりは、思いつきで入れたりすることもあります。


ー私と同じく読者の皆さんも、色々と考察して読んでもらえると思います。

ところで、主人公のイチくんの苦悩する気持ちや、男子に女子のことを冷やかされるのがイヤという感情が詳細に描かれていますが、ご自身の息子さんを参考にされたのでしょうか?
 

そういうつもりは自分では全くないと思っていましたが、言われてみると、息子だったらこう話すな…と思いながら描いていました。逆に女の子が主役の話の時は、まんま娘のようです。

ー少なからずご自身や身近な経験が漫画に活きているんですね。 

最後になりますが、「学校で物がなくなる」ということは、当事者としても親としても経験してしまうことがあるかと思います。

もし、自分の子どもがイチくんと同じ体験をしてしまった場合、どんなことに気をつけたらいいと思いますか?


誰にでもありえることだと思います。

また、親を思って言えないのであれば、時間が経てば経つほど、さらに言えなくなることかなと思います。

なので、普段からの親子のコミュニケーションというのは大切なことだと思います。

「今日、学校どうだった?」

「先生から何か言われた?」

「提出物はある?」

子どもからしたらめんどくさい質問かもしれませんが、何もないのがいちばんいいことですが、何かあったときにすぐに話せる関係性を持つのが、いいのかなと思います。

ーそうですね。何気ない日常の会話や、コミュニケーションが大事なのかもしれませんね。愛すべき宇宙人さん、貴重なお話ありがとうございました!


さて、伏線が散りばめられたストーリーは、最後まで見逃せない展開になっていますので、ぜひ、最初から読んでみてくださいね。



>【1話から読む】「ぼくの教科書がありません」
(サトウヨシコ)

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