新たな明細書が見つかる…朝帰りが続く夫。沙織は、夫のスーツから出てきたレシートを見て、“飲み会”が嘘だったのではと確信し始めます。そして今回は、家計にも深刻な影が差し始めました。
いつものように、夫はリビングのソファでスマホを見ていました。私は何気なく、その横に置かれていた紙を手に取りました。
【カードローン キャッシング利用明細】
そこには「借入額 50,000円」の文字がありました。
一瞬、頭が真っ白になりました。これは…課金のための借金? それとも…。

そう尋ねると、夫は小さく笑って「臨時でちょっとだけ」と答えました。
“ちょっとだけ”
でも、その“ちょっと”が、もう私たちの生活を飲み込もうとしているのです。
夫が隠していたのは…その夜、洗濯物を片付けているとき、寝室のクローゼットの奥に何かが見えました。小さな箱の中には、丸められたレシートや明細、空になった封筒が詰まっていました。どれも「電子マネーチャージ」や「クレカ利用通知」ばかりです。

目の前が真っ暗になりました。
夫は…きっとわかっているのです、自分でも。だから隠す。でも、やめられない。
もうこれは、ただの“趣味”ではありません。私の中で、夫の顔が“依存者”にしか見えなくなった瞬間でした。
そして私は、ついに「親に相談しようか」とスマホを手に取りました。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)