妻が家を出ていった翌朝、お腹が空いて台所へ。
普段なら朝ごはんの香りが漂うリビングなのに、今日はどこか違っていました。冷蔵庫を開けても、空っぽに近い棚が目に入ります。
妻の作ってくれるごはんと、子どもたちの賑やかな声が当たり前だった休日の朝はもうありません…。
でも、ここまですることないのに…!そんな感情が湧いてきました。

食事がまったく用意されていない現実に、つい声を荒げてしまいました。
自分ひとりで乗り切ってやる!
でも、朝から全部自分でやるなんて、めんどくさいな…。

冷蔵庫には何もないし、せっかくの休みなのに朝から食事の支度なんて嫌だな…。そうはいっても、お腹が減ってたまりません。適当に済ませようと思ったけど、自分で何か買いに行くのも意外と面倒だな…。
結局、自分で食事を用意しないとどうにもならない現実に直面し、これまでどれだけ妻に頼っていたか、今さらながら痛感しました。家事も食事の準備も、当たり前のように思っていた日常が、いざ自分一人になるとまるで違ったものに思えてきました。
めんどくさいという気持ちが先に立ってしまうけど、少しでも元の生活に近づけるため何かしなきゃと、しぶしぶ財布を手に玄関へ向かったのでした。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)