子どもたちの前では明るくふるまっていましたが、夜になると不安を感じていました。勢いで出てきてしまったけれど、これで良かったのだろうか…。
どう返事しようか頭の中で何度も考えましたが、なかなか言葉にできません。私が本当に望んでいるのは何なのか、自分でも分からなくなっていました。

夫からの「さすがに出ていくことないでしょ」「ずっと帰らないつもり?」というメッセージを見ていると、怒りが込み上げてきました。
私は出ていきたくなるほど怒っているのに、自分がどれだけのことをしたのかすら分かっていないことが良くわかりました。
返信しようかとも思いましたが、今は子どもたちが安心して暮らせるようにしたい、私自身も気持ちを整理したい。だから、何も返信しませんでした。ただ、子どもたちのことを一番に考えたい、その気持ちだけは変わりませんでした。
別居生活を始めてから1週間が経ちました。最初は不安や寂しさの方が大きかったのですが、時間が経つにつれて少しずつ穏やかな気持ちになっていく自分に気づきました。

朝になると、子どもたちが元気よく「いってきます!」と出かけていきます。やっぱり私にはこの子たちの笑顔が一番の支えだな…。
これからのことはまだ分かりませんが、今は毎日を大切に過ごしたいと思っています。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)