仕事が終わって家に帰ると、もう夜の9時を過ぎていました。
今日も疲れて自炊する気力なんて起きいないし…、つい帰り道のコンビニで晩ごはんを買ってきてしまいました。
「またコンビニ飯か」と心の中でつぶやきつつ、温めたパスタとハンバーグの弁当をテーブルに置きました。
温めた湯気がたちのぼるものの、なんだか虚しい気持ちで…。

箸を動かす手も重たく、時折テレビの音だけが無機質に部屋に響くのです。
妻の作ってくれた手料理が食べたいなぁ…。
「はあ…」とため息がこぼれます。
コンビニのお弁当を食べ終え、ふと立ち上がると何だか部屋の空気が重たいような…。
生ゴミや空のペットボトル、コンビニ弁当の容器も散らかっています。「片付けなきゃ」と思いながら、気がつけば掃除もサボっていました。ゴミの日って何曜日だっけ…?

「どこかで腐ったゴミでもあるのか…?」と恐る恐るキッチンを覗くと、流し台も散らかり放題で、臭いもひどい。
「このままじゃダメだ」と思いつつも、片付ける元気が出ません。「もう少しだけ…」と自分に言い訳して、今日もさみしい1日が終わっていきます…。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)