※このお話は作者まるき八郎さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
結婚後、妻の不機嫌を仕事のせいだと思っていた夫。しかし本当の原因は夫にあったのでした。注意されても逆ギレし、家事も手伝わず、会話が減ったのは妻のせいだと勘違いする始末。妻が感情的にならないようにごまかす日々を送っていました。会社の飲み会で「妻に舐められてはいけない」と語る上司に共感する夫。一方、別の上司は「結婚は助け合い」と諭しますが、夫はキョトン顔です。翌朝、妻からいびきと無呼吸を心配され病院を勧められるも、夫は「お前こそいつもイライラしてるんだから病院行けば?」と逆に言い返すのでした。
■イライラの原因わからないの?

■上司の言葉を思い出した夫は…

■助け合う? どの口が?

この期に及んで妻のイライラの原因が自分にあるとは微塵も思っていない夫。
上司の「夫婦は尊重と助け合いが大事」という言葉を都合よく解釈し、なぜか妻を責める材料に使いはじめます。
助け合いだなんて偉そうに語るその姿に妻は思わず唖然…。
「家事何もしてないじゃん」と指摘すると、夫は「稼ぎが少ない方が家事を負担するのは当然」とドヤ顔で語るのでした。
(まるき八郎)