前の話を読む。嫁いびりが続く中、妻は出勤できる日を心の支えにして、ただひたすら耐えていた。今住んでいるマンションにも、実家にも、自分が落ち着ける場所はないと感じて、自然と涙がこぼれる…。
■聞こえてくるのは…
■気に食わない義母

妻が泣いていることに気づいた義母。普通なら慰めたり、嫁いびりを反省したりしそうなものですが、義母は「これ見よがしに泣くな」と毒づきました。
でも、もし義母が妻が泣いただけで反省する人なら、そもそも嫁いびりなんてしないはずです。
「私だって妊娠中にもっとひどいことをされた」と言っても、それが嫁いびりを正当化する理由にはならないですよね…。
※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
(神谷もち)