ホーム エンタメ > うちの子が映ってない! 幼稚園役員の陰湿な嫌がらせに絶望…<幼稚園のDVD係 7>【本当にあった読者のはなし Vol.97】

うちの子が映ってない! 幼稚園役員の陰湿な嫌がらせに絶望…<幼稚園のDVD係 7>【本当にあった読者のはなし Vol.97】

読者から投稿された実体験を、ウーマンエキサイト編集部が漫画化する「本当にあった読者のはなし」。

幼稚園のDVD係の一員になった主人公。不人気の役割、ママ友との軋轢、プレッシャー…。悩みと不安の中で、果たして無事にやり遂げられるのか?


■幼稚園のクリスマス会を撮影するも…

体調がすぐれないなか、それでも私は自分にできることを精一杯やろうと必死でした。

妊娠初期のつわりと不安定な気持ち、連日の疲れが重くのしかかっていましたが、せめて自分に割り当てられた撮影の担当だけは、責任を持ってきちんとやり遂げたい。

そう思ってなんとか幼稚園クリスマス発表会の日を迎え、手ぶれしないようにお腹をかばいながら、子どもたちの頑張る姿やわが子の晴れ舞台をカメラにおさめました。



発表会での撮影箇所は3箇所。役員3人と手分けをして、いろんな角度から子どもたちの笑顔を撮り続けました。

私は撮影している間も思うように動けず、笑顔を作ろうとしてもどこか無理があったかもしれません。

でも「これがみんなの良い思い出になるんだ」と自分に言い聞かせてカメラを握りしめていました。

そしていよいよ完成したDVDを家族と一緒に観る日がきました。



■出来上がったDVDの中身は?

テレビに映る映像をワクワクしながら見始めましたが、だんだんと不安が胸を締め付けていきます。

なぜか私が担当したはずのシーンが全く流れてこないのです。



おかしいと思いながら最後まで目をこらして見たものの、私の撮影パートはどこにもなく、うちの子の姿もまるで映っていませんでした。

この映像の編集を担当したのは、リーダーのSさん。まさか…と私の疑念はすぐに生まれました。

これまで頑張ってきた気持ちや努力が一瞬で崩れるような喪失感。グループの輪にどうしても入れないもどかしさや、Sさんからの扱い、そして撮影担当としての自分の存在まで否定されたような気さえしました。

家族には申し訳なさと悔しさが湧き上がり、涙をこらえるのが精一杯でした。「私はここまでしても仲間外れのままなんだろうか」「私の大切な思い出は、こんな形で消されてしまうの?」と、どうしようもない無力感と悲しさが胸いっぱいに広がりました。

そんなある日、同じDVD係に所属する別のママ友からランチの誘いがありました。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。



(ウーマンエキサイト編集部)

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