※このお話は作者まるき八郎さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。登場人物や団体や建物の名称はすべてフィクションです。
■これまでのあらすじ
夫は「夫婦は対等であるべき」と、妊娠中でも生活費は折半、収入が少ない方が家事をするのが当然だと考えています。「夕飯は作る」と宣言するも初日で挫折し、毎日コンビニ弁当に。妻が家計を心配して「私が作る」と言えば不機嫌になり、「俺の収入で困ることはない」と反論します。生活費の折半にこだわる一方で、育児の協力を求められると、お腹の赤ちゃんに向かって「ママはパパに全部押しつける」と妻を悪者扱い。後日、夫は上司に夫婦喧嘩の話をすると、「安くて妻が喜ぶプレゼントを渡したら?」とアドバイスされます。それを聞いた夫は、何かを思いついたようで…。
■さっそくプレゼントを用意した夫

■まさかのプレゼントに妻あ然…

■確かに新しい掃除機は欲しかったけれど…

上司の助言を受けた夫が思いついたプレゼントは、なんとゴミ置き場に捨てられていた古い掃除機。
確かに妻は新しい掃除機が欲しいと思っていましたが、それは明らかに古く、ちゃんと動くかもわからないうえ、そもそもゴミの持ち去りは、自治体によって禁止されている場合も。
当然、妻はまったく喜ばず、その様子を見た夫はまたもや逆ギレ。 なんと、「いい加減にしろ!」と怒鳴って掃除機を投げつけてきたのです。
身重の妻に向かって投げつけるなんて、絶対に許されることではありません。
※ごみの持ち去りは、自治体によって条例違反になる場合があります。
(まるき八郎)