小学校のイベントにて、たまたま息子にいじわるなことを言う4年生の男の子を目撃。腹が立ったことを息子本人に伝えたところ、意外な返事が返ってきました。
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!
我が家の一人息子・フリッツ君は小学1年生。先日、小学校全体で行う一大イベントがありました!

フリッツ君の通う小学校の「スポーツデー」は、日本で言う運動会と一緒で全学年(1年生から4年生まで)で行いますが、その内容はどちらかというと「スポーツテスト」に近いもののようです。
また、ドイツの小学校は基本的に日本の小学校のように大きなグラウンドを持っていることが少ないので、スポーツデーは小学校の近くのスポーツ施設で行われました。

フリッツ君が頑張る姿を見たかったので、もちろん見学に行ってきました!
もともと体を動かすことが好きなフリッツ君は、楽しそうにいろいろなスポーツに挑戦していました。
スポーツの合間の休憩時間には、「子供たちが退屈しないように」との配慮なのか、ある先生がフリッツ君を含む複数の子供たちにクイズを出していました。


フリッツ君は「エベレスト!」と即答。もちろん正解です!
しかし、すぐ近くにいた4年生の男の子は「ツークシュピッツェ」と回答。

おそらく4年生の彼は、「世界一」を「ドイツ一」と勘違いしたのか、ドイツの最高峰「ツークシュピッツェ」のことを知った時に、それがそのまま世界一の最高峰だと勘違いしていたのでしょう。
4年生とはいえ、子供の勘違いはよくあることです。しかし……。

彼はフリッツ君が自分と違う回答をしたのが気に食わなかったのか、なぜか因縁をつけている様子。そしてそれを見た私は……。

脳内で口が悪くてごめんなさい。でも、自分への悪口は許せても我が子への悪口は絶対に許せないのが母親というもの。

その場では、先生がフォローを入れてくれて解決。


帰り道、思わずフリッツ君にその時の話をしてしまいました。すると……。



なんと、フリッツ君はそのときに4年生の男の子に言われたことを、まったく気にしていなかったようです。
何を言われても、自分が合っているのは自分も皆も分かっているのだから、怒ることはないと。
……人生2周目なんでしょうか?

いじわるをされても自分への自信からちっとも怒らず、穏やかでいられるフリッツ君になだめられる母親の私でした……。
7歳にして、この心の余裕。私も見習いたいと思います!
(ぱん田ぱん太)