前の話を読む。妻が助けてくれないことを悟った義母は、自らが招いた事態にもかかわらず、廊下でひとり毒づく!
■言いつけてやる!
■もはやここまでか…

どれだけ床を這って進んでも、携帯電話のある場所までは届かなかった義母。ついに廊下で力尽きてしまったようです。
そのとき義母の頭に浮かんだのは、「どうして私ばかり、こんなつらい目にあうのか」という思いでした。
けれど、それは少し違うのではないでしょうか。理不尽に妻をいびり始めたのは、ほかでもない義母自身なのです。
これはまさに、自分の行いが返ってきた…「因果応報」ということかもしれません。
※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
(神谷もち)