※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
夫と同僚・芹の親しげな様子に疑念を抱いた妻は、偶然出会った同期・葉山と共に、飲食店に入る2人の姿を目撃。夫に連絡するも「まだ皆と飲んでいる」と嘘をつかれてしまいます。帰宅後も夫は言い訳を並べ、芹とのトーク履歴を完全に消去して潔白を装いますが、妻の心はすでに離婚へと傾いていました。翌日、葉山は夫に対し「芹と関係があるのか」と問いただし、裏切りと疑われる行動は慎むべきと忠告。さらに「自分が妻の立場なら、絶対に許せない」と強く断言します。夫は「妻を不安にさせたくなかった」と弁解するも、葉山は「余計に不安にさせてどうするの?」と呆れ、続けて「芹が今でも大切なのか?」と核心に迫る質問を投げかけるのでした。
■裏切っているかどうかは関係なく…

■妻が帰宅していない…!?

■友人に相談に来ていた妻

「昔、芹のことが好きだったから、今でも大切に思っているんじゃないか?」――葉山の問いに、夫は言葉を詰まらせます。
「奥さんを悲しませたらアウト。…近いうちに見切りをつけられるかもね」
夫の態度に呆れた葉山は、そう捨て台詞を残して立ち去ります。
その夜、帰宅した夫は、家に妻の姿がないことに気づきます。いつもなら遅くなると連絡があるのに――そんな異変に、夫は少し不安を覚え始めているようです。
その頃、妻は友人のもとを訪ねていました。メッセージ履歴がきれいに消されていたこと、さっきまで芹と通話していたこと…。疑いが確信へと近づいているのを、妻は感じていました。
(スズ)