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もっちり美肌を手に入れる 秋冬の乾燥はオイルケアで乗り切ろう

乾燥が進むこれからの季節。秋冬の肌にうるおいをキープするために、おすすめしたいのがオイルケアです。

■オイルの美肌効果とは
美容オイルの特長は、なんといっても肌なじみのよさにあります。肌の表面にある角質層は、角質細胞がレンガのように並ぶことで構成されています。

その細胞と細胞の間を埋めているのが細胞間脂質。オイルの油分はこの細胞間脂質と相性がよく、美容成分を細胞のすみずみまで届けることができます。

乾燥を防ぐために化粧水をたっぷりつけても、細胞間脂質がもろい状態では、水分を肌にとどめることができず、すぐに蒸発してしまします。

でも、オイルなら、肌にバリアを張り、保湿しながら皮脂のバランスを整えることができるのです。

乾燥肌の人はもちろん、オイリー肌の人にもおすすめのオイルケア。実は、オイリー肌の人の中には、洗い過ぎなどによる乾燥で皮脂が過剰に分泌されている、「隠れ乾燥」のケースが多いのです。

オイルケアで皮脂バランスを整えることで、肌質の改善も期待できます。

■効果別 美容オイルの選び方
ホホバオイルやアルガンオイルなど、美容オイルにはさまざまな種類があります。それぞれ性質が異なるので、肌のタイプや求める効果、使い心地によって好みのものを選んでみてください。

<ホホバオイル>
アメリカ南西部から北メキシコを原産とするホホバという木の実からとれるオイルです。オイルとよばれていますが、正確にはワックスエステル。

この成分は肌にも含まれているため、肌なじみがとても良いです。べたつき感が少なくサラッとした使用感で、抗酸化力の高さも魅力です。

<アルガンオイル>
モロッコに育つアルガンの実から採油されたオイルです。ビタミンEを多く含み、肌に潤いを与え、シミやシワをできにくくする効果があるといわれています。しっとりなめらかな使い心地です。

<オリーブオイル>
食用として親しまれているオリーブオイル。人の皮脂や母乳にも含まれているオレイン酸を主成分とし、乾燥や汚れから肌を守り、保湿力を高める効果があります。

スキンケアに使う時は食用ではなく、精製度の高い美容用のものがおすすめです。

<ツバキオイル>
日本でも古くから使われているオイルです。酸化しにくく乾きにくいオレイン酸を含み、肌に自然になじんでくれます。スキンケアだけでなくヘアケアにもおすすめ。

■オイルの効果的な使い方
まずお手軽な使い方が、いつものスキンケアの最後にオイルをプラスする方法。

化粧水、乳液、クリームなど普段どおりのスキンケアを行った後、最後にオイルを1、2滴顔全体にのばします。オイルによって肌全体にバリアが張られ、保湿力をアップしてくれます。

化粧水や乳液にオイルを混ぜて使うのもおすすめです。肌になじみ、潤いもアップ。またリキッドファンデーションに混ぜて使えば、伸びもなめらかに、メイクのもちもよくなります。

オイルは肌をやわらかくしてくれるので、化粧水の前のブースターとして使うこともできます。洗顔後、オイルを顔全体に塗ると、その後の化粧水や美容液の浸透を高める効果があります。

そのほか、髪や頭皮、ボディなど、全身のケアに使えるオイル。上手にオイルを取り入れて、冬でも乾燥知らずの肌を手に入れましょう。
(加藤 朋実)

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