※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
草太は同僚・芹との関係を疑われ離婚の危機に陥りますが、実際に関係していたのは藤枝でした。夫に退去を迫られた芹は、藤枝の同棲要求を拒絶しながら物件探しに奔走します。一方、草太は転職が決まり、妻は恩人・葉山から「妻以上に大切な人はいない」と語っていた夫の本音を聞き、前を向く決意を固めます。やがて芹はアパートを契約し安心しますが、藤枝から「自分も契約した」と告げられます。しかしそれは虚言で、実際には芹の物件に同居するつもりだったのです。執拗な執着に恐怖を覚えた芹は、ついに「気持ち悪い!いい加減わかってよ!」と拒絶するのでした。
■「迷惑なのよ!」ハッキリ同棲も拒否する芹

■物件が決まったことを夫にも報告

■しおらしい姿を見せる芹に夫は…

藤枝をきっぱり拒んだ芹は帰宅し、夫にアパートが決まったことを報告しました。さらに「あなたの良さにやっと気付いたの。私たち、今ならうまくいくかもしれないね」と、しおらしい態度を見せます。
しかしその姿を前に、夫は堪えきれず吹き出してしまいました。――散々裏切っておきながら、今さら媚びを売ったところで何の意味があるのか…。
むしろ、その薄っぺらな言葉が芹の浅はかさを浮き彫りにするだけだったようです。
(スズ)