■連絡を返してくれない理由は?ママ友に尋ねると…翌朝、私は少しだけ早めに保育園へ向かった。
斉藤さんに会って、直接話がしたかったからだ。
「……おはようございます、斉藤さん」
門の前で彼女の姿を見つけて、勇気を振り絞って声をかける。
斉藤さんは、驚いたようにこちらを見て、すぐに視線を逸らした。
その隣には、数人のママたちがいた。皆、斉藤さんの反応を見て、一瞬だけ空気が張り詰める。

なるべく柔らかい声で聞く。
でも、斉藤さんの顔には、はっきりとした戸惑いと警戒の色が浮かんでいた。
■ママ友からは思いがげない言葉が…「見ました。でも、教えたくありません」
「え?」
「教えたら、また、同じのを買うんですよね。……もう、そういうの、やめてもらえますか」
「同じのはたまたまで…」
「正直、ちょっと気持ち悪いです。いつも同じ服とか、髪型とか……」
その場にいたママたちも、少しうつむいたり、目をそらしたりする。
でも誰一人、私の方を見て微笑んではくれなかった。
「仲良くなりたかっただけで……そんなつもりじゃ……」
かすれた声が、うまく届かない。
斉藤さんは一度だけ、深く息をついてから言った。

その言葉が、冷たい刃のように胸に突き刺さる。
私は何も言えずその場を離れた。
背中に残るのは、無言の視線と、心に染み込む拒絶の痛みだけだった。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)