※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
同僚・芹との関係を疑われた草太は離婚の危機に陥りますが、真に裏切っていたのは藤枝でした。その後すべてを失った藤枝は退職、芹も社内に居場所がなく欠勤を繰り返します。しばらくして復帰した芹に冷たい視線が注がれる中、同期の漆谷だけが変わらず接し、芹は安堵していました。しかし、葉山の指摘によって漆谷が芹のロッカーに嫌がらせの張り紙をした張本人だと判明。藤枝に脅され仕方なく従ったと弁解しますが、葉山はその行為を厳しく指摘し、さらに「盗撮の濡れ衣を着せられる危険もある」と忠告しました。思いもよらぬ指摘に、漆谷は顔を青ざめさせるのでした。
■噂を広めたことを深く後悔する漆谷

■盗撮の濡れ衣を着せられる前に――芹への謝罪

■気まずさに押しつぶされそうに…よぎる転職の2文字

噂を広めてしまったことを後悔した漆谷は「盗撮の濡れ衣を着せられるくらいなら、藤枝に脅されて張り紙をしたことを正直に話した方がいい」と覚悟を決め、本部長と葉山立ち合いのもと、芹に謝罪しました。
しかし、仲良くしたい思っていた漆谷に裏切られていたとは思いもしなかった芹は激怒。2人の間には深い溝と気まずい空気だけが残ります。
やがて会社での居心地の悪さに耐えかねた漆谷は、転職した草太を羨むようになりますが、その弱音に草太はただ呆れるしかありませんでした。
(スズ)