ホーム エンタメ > また?会うたびに財布を忘れるママ友にモヤモヤ…<親しき仲にも財布あり 2>【ママ友トラブル図鑑 Vol.53】

また?会うたびに財布を忘れるママ友にモヤモヤ…<親しき仲にも財布あり 2>【ママ友トラブル図鑑 Vol.53】

■また財布を忘れたのに、笑って謝るだけのママ友

前と同じように、理恵さんはバッグの中をがさごそと探り、困ったように顔を上げた。

「……また、財布忘れたみたい……」

その瞬間、私の中で何かがスッと冷めていくのを感じた。

またか。前回、「今度返すから!」と言ったのに、あれきりだった。



にこっと笑うその顔には、悪びれた様子はまるでない。

むしろ「当たり前」のような表情に、私は言葉を失った。

喉元まで「今回はちょっと……」と出かかった言葉を飲み込んだのは、周囲の目が気になったからかもしれない。

「ありがとうね! 助かったわ!!」

支払う私を横目に嬉しそうに外に出ていく理恵さんの姿。

私はなぜ、彼女の分まで払ってるんだろう?



■お金を返してないのに、新作バッグ?

その次の日、理恵さんが声を弾ませた。

「見てこれ〜! 可愛くない? 限定の新作バッグなんだ〜。昨日買ったの!」

腕に掛けていたのは、某高級ブランドのきらびやかなバッグだった。

私は一瞬、言葉を失う。



財布、忘れたんじゃなかったの?

問い詰める言葉が喉元まで出かかるのを抑え、「いいなぁ、すごいですね……」と、かろうじて出した言葉は、自分でも空々しく聞こえた。

すると、理恵さんは得意げに続けた。

「いや〜頑張ってる自分へのご褒美ってやつ? たまには贅沢しなきゃ、ね!」

その笑顔に、私はもうついていけなかった。

贅沢するお金はあっても、お茶代は払えないんだ。

私が払ったコーヒー1杯分は、きっと彼女の中で“どうでもいいこと”なのだ。

この時、私はやっと気づいた。

理恵さんは、“そういう人”なのだと。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。

(ウーマンエキサイト編集部)

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