■いい加減に返してほしい…真正面から伝えると?私は思い切って、理恵さんに話を切り出した。

なるべく柔らかく、穏やかに言ったつもりだった。が、理恵さんは一瞬だけ驚いた顔を見せ、すぐに眉をひそめた。
「あー……うん、そのことなんだけど……今ちょっと厳しくてさ。ほら、新作バッグ、奮発して買ったでしょ? だから、また今度でもいい?」
あっけらかんと、まるで私の言葉が“些細なお願いごと”であるかのような調子だった。
「ああ、そのバッグ、高いもんね」
「そうそう! 限定品だったから、逃すともう手に入らないって思って〜。ね、可愛いでしょ?」
私は、内心でため息をついた。
バッグに出せるお金はあっても、借りた1000円は“後回し”。
これ以上は何を言っても無駄だと、私の中で完全に線が引かれた瞬間だった。
■理恵さんが他のママ友に話していたこととは?数日後、理恵さんとよく話すママ友に声をかけられた。
若干気まずそうに、語り出した彼女達の言葉に私は耳を疑う。
「理恵さん、『1000円ぽっち奢ってくれてもいいよね。催促されて萎える〜』って、私に言ってきたよ」
「私も聞いた。『せっかく新作バッグ買ったのに、台無し〜』ってさ」
その場にいた他のママたちが、いっせいに顔をしかめた。

私は、静かに怒りを燃やしていた。
「1000円ぽっち」なら、返せばいいじゃない。
バッグを買って自慢するのは、正直どうでもいい。
ただ、借りた本人が、その金額を馬鹿にするのはなんなの?
しかも、他の人に愚痴って私を悪者にしようとしてた?
そんなの、許せるわけないじゃない!!
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)