■ママ友が一致団結!「私たちはあなたのスポンサーじゃない」理恵さんの声がカフェの中に響き渡った。
怒りというより、焦りと苛立ちが混じったその言葉に、場の空気が一気に凍りついた。
誰も笑わなかった。誰も返さなかった。
私は、ゆっくりと理恵さんの方へ顔を向けた。

静かに、けれどはっきりと、言葉を投げた。
私の声は震えていなかった。
「お金の問題だけじゃない。毎回『ごめんね』の一言で済ませて、当然のように人に払わせて――それで、自分は新作バッグ買って喜んでる。そんなの、対等な関係じゃない。私たちは、あなたのスポンサーじゃないよ」
誰かが、頷いた。
「ほんと、それ」
「もう無理だよ、ああいうの」
「最初は気がつかなかったけど、思い返すと全部同じパターンだった」
理恵さんは、キッと睨むような目で私たちを見回した。
「……なんなのよ。みんなして。ちょっと払わなかっただけじゃん、気持ち悪い」
そう吐き捨てると、バッグを肩にかけ、椅子を乱暴に引いた。
「やってらんないわ! 帰る!!」
理恵さんは捨て台詞を残し、椅子を乱暴に引いて、カフェのドアを開けた。
高級バッグを肩にかけたまま、ヒールの音だけを響かせて外に出ていく。
■今回の件で気づいた「本当の繋がり」とは?誰も追いかけなかった。
店内が静まり返ったその瞬間――誰かがぽつりと言った。
「…… あの人、今日のお金、また払っていかなかったね」
場に一瞬、沈黙が落ちたあと、別のママがふっと吹き出した。
「まあ、縁切り代だと思えば、安いもんだよ」
その言葉に、自然と笑い声が広がっていった。
重たかった空気がふわっと軽くなる。みんな、どこか少しだけ、ほっとした顔をしていた。

お金だけの問題じゃない。相手との距離感、価値観、思いやり――
きっとそれが、私にとっての「友達」の基準なのだ。
この街で、ようやく私の「本当の繋がり」が始まりそうな気がしていた。
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)