※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
恋人のちはると同棲を開始したたくろうだったが、引っ越し当日の夜、ちはるの両親がアポなしで訪問してきたことに驚く。しかも引っ越しそばを一緒に食べた上に夜遅くまで帰らず、あげく「遅いから泊まっていく」と母親が言い出し、ちはるもそれを許可して…。両親が帰った翌朝、たくろうは急に人を泊めないでほしいとハッキリ伝えるが、ちはるが「家族だよ? それでもだめ?」と話が通じないことに肩を落とすのだった。
■家族じゃなかった…!
■家を出たことがなかったから…

■一件落着のはずが…


たくろうに言われて初めて、自分の家族が彼にとっては「家族ではない」ことに気づかされ…。
ちはるはたくろうの気持ちをやっと理解して、次に泊まる時は事前に話すと約束。これから引っ越しの荷物を片付けを早く済ませて、近所を散策しようとふたりの時間を楽しもうとするのですが…。
その時ちはるの母から、次の週末に弟も連れて泊まりに来ると連絡が!
泊まりに来たばかりなのに、次の週末も!? それってアリなの…?
(神谷もち)