ホーム エンタメ > 我が家はお下がり置き場?勝手に押し付ける義姉にモヤモヤ<義姉のお下がり呪縛 3>【本当にあった読者のはなし Vol.103】

我が家はお下がり置き場?勝手に押し付ける義姉にモヤモヤ<義姉のお下がり呪縛 3>【本当にあった読者のはなし Vol.103】

■いつの間に我が家に?伝達経路の変化

最初のうちはまだ、「これ、いる?」と連絡が来ていました。

けれど、だんだんそのワンクッションすらなくなり、気づけば私の不在時に夫へ直接手渡されたり、勝手に我が家に置いて行ったりするように。



「これ、何?」と聞けば、夫が悪びれもせず答えます。

「姉ちゃんが“とりあえず置いといて”って」

……いや、置いとくって何? ここはレンタル倉庫じゃないんですけど?

しかも夫は「せっかくだからもらっとけば?」なんて軽く言う。

“せっかく”って便利な言葉。

でも、その“せっかく”を理由に受け取るたび、私の心と収納スペースは、少しずつすり減っていきました。



■押し入れの一角にできた“義姉ゾーン”

“確認”というプロセスが消えた瞬間、私は家の主でありながら、家に何が入ってくるのか把握できない状態になっていました。



気づけば、押し入れの一角は完全に“義姉ゾーン”。

そこには古いおもちゃやサイズ違いの服、いつかのランドセルが積み上がっています。

「好意」の皮をかぶった“圧”ほど、静かに人を追い詰めるものはありません。

ふとした瞬間にそのゾーンが目に入り、胸がもやっとする。

それはまるで、過去の義姉から届いた呪いのメッセージのようです。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。

(ウーマンエキサイト編集部)

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