※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
彼氏のたくろうと同棲を始めたちはるは、たくろうと家族に対する考え方が違うことに驚いている。同棲初日の夜、両親が突然訪ねて来て帰りが遅くなってしまったので家に泊めることにすると、たくろうから「次からは事前に言ってほしい」「頻繁に家に呼ばないでほしい」と言われてしまったのだ。ちはるの家庭では、結婚前の叔母とその恋人の家に遊びに行くことがあったし、ちはるの同棲もみんなで遊びに行くことが大前提で…。
■当たり前ではない!?

■ここは日本…

■家の常識がおかしい!?

友だちにも家族ぐるみで彼氏と遊ぶ人がいるし、アメリカのドラマだって恋人同士の家族が食事するシーンもある。それに結婚したら実家に遊びに行ったり、来てもらうこともあるのに…。
必死に自分の感覚を肯定してもらおうとするちはるですが、たくろうの納得できるものではなく、ちはるの感覚が「当たり前ではない」と言われてしまうのでした。
自分の家の常識がたくろうの常識とは違うこと、しかも世間の非常識だったのだと、やっと気づいたちはる。大好きな彼氏に全否定されたようで悲しいですよね…。
でも…。たくろうも、ちはるが自分の気持ちをわかってくれないことにショックを受けているのではないでしょうか…?
(神谷もち)