介護は放棄…でも財産はいただく？ 母のSOSを無視する義姉の身勝手すぎる算段に読者も絶句！

年老いていく親の介護問題。それは、いつか誰もが向き合わなければならないテーマ。でも、もし同居している兄弟が、親の異変に全く気づいていなかったとしたら…？

今回ご紹介するのは、実家に暮らす母の体調を心配する娘が、同居する兄夫婦の“ある態度”に、拭いきれない疑惑を抱くのでした。

主人公の女性が久しぶりに実家を訪れると、母の様子が少しおかしいことに気づきます。同じことを何度も尋ねたり、少し上の空だったり…。さらに、家の中は以前と違って散らかっており、冷蔵庫の中も空っぽ。母は「お嫁さんは忙しいから」と兄の妻をかばいますが、その言葉とは裏腹に、母の表情はどこか寂しげです。本当に、ただ“忙しい”だけなのでしょうか。主人公の心に、兄夫婦への疑念が芽生え始めます。

「お嫁さんは、ご飯作ってくれないの…？」?。主人公が核心に触れる質問をすると、母は力なく「あの子は忙しいから」と繰り返すばかり。そのか細い声は、本当に兄嫁を気遣ってのものなのでしょうか。それとも、助けを求めることを諦めてしまった、悲しいSOSなのでしょうか。母の真意が見えないまま、物語は不穏な空気に包まれていきます。

実の娘として母を心配する主人公と、どこか他人事な兄夫婦。この複雑な状況に、読者からは兄夫婦への厳しい意見と、一方で「物事は一方だけでは判断できない」という冷静な意見も寄せられました。

母の異変や家の状況から、多くの読者が兄夫婦、特に義姉の行動に疑いの目を向けています。また、実の息子である兄が母の変化に気づかないことへの「ボンクラすぎる」という厳しい指摘も。

一方で、「母の言葉を鵜呑みにするのは早い」という冷静な意見も非常に印象的でした。認知症の兆候が見られる母が、必ずしも事実を正確に伝えているとは限らないのではないか、という鋭い指摘です。「両者の話を聞かないと真実はわからない」というコメントは、この問題の根深さと複雑さを物語っています。

老いていく親、無関心に見える兄、そして“他人”である義理の姉。家族の思惑が複雑に絡み合います。 兄夫婦の言葉を信じるか、それとも、母のSOSを信じますか？ 主人公のモヤモヤはさらに深い疑念に満ちていきます！