ホーム エンタメ > ワンオペ過労で入院!冷たい夫は見舞いにも来てくれず…<支配の家からの脱出 3>【本当にあった読者のはなし Vol.112】

ワンオペ過労で入院!冷たい夫は見舞いにも来てくれず…<支配の家からの脱出 3>【本当にあった読者のはなし Vol.112】

■ワンオペ家事育児で、ついに限界を迎え…
あの夜から、私は少しずつ壊れていきました。

夫と話すことはほとんどなくなり、家の中には沈黙だけが残りました。

子どもと過ごす時間だけが心の支えでしたが、仕事と家事と育児を一人で抱える生活は限界に近づいていました。

朝は6時に起きてお弁当を作り、洗濯物を干し、子どもを保育園へ。

そのあと職場へ向かい、夕方には買い物と夕食の支度。

夜は子どもを寝かせたあと、ようやく自分の時間ができても、身体はもう動きませんでした。


そんなある日、職場で急に目の前が真っ暗になり、そのまま倒れてしまいました。

気づいたときには病院のベッドの上。

医師からは「過労とストレスによる心身の不調」と言われました。



母が駆けつけてくれて、私の手を握りました。

「無理してたんじゃない?」と心配そうに聞かれましたが、私は夫との現状を打ち明けられませんでした。

「大丈夫」「少し疲れてるだけ」と笑ってごまかしました。

本当は、泣きながら全部話したかったのに。



■夫に入院を伝えると…?結婚生活への不安感
夫に入院を伝えると、「仕事がある」とだけ返ってきました。お見舞いも電話もありません。

代わりに母が、子どもを実家で預かってくれることになりました。

半年の入院生活。その間、夫は一人暮らしを満喫していたそうです。

子どもの誕生日にも連絡ひとつありませんでした。



私はもう、“家族”という言葉を信じられなくなっていました。

病室の天井を見上げながら、私は思いました。

私はいったい、何のために頑張ってきたんだろう。

この結婚に、まだ意味があるのだろうか――。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。

(ウーマンエキサイト編集部)

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