ホーム エンタメ > 同居義母のいじめがつらい!ご飯も食べられず痩せていき…<支配の家からの脱出 5>【本当にあった読者のはなし Vol.114】

同居義母のいじめがつらい!ご飯も食べられず痩せていき…<支配の家からの脱出 5>【本当にあった読者のはなし Vol.114】

■義母のいびりに、心が削られていく日々
義実家での生活が始まってから、日々はゆっくりと色を失っていきました。

朝起きても、空気が重く、何をしても監視されているような気がしました。

義母の視線があるだけで身体がこわばり、言葉を選んで話すようになりました。


夫は仕事を理由に家を空けがちで、私が義母と顔を合わせる時間は長くなっていきました。

「主婦なんだから、家のことをきちんとしなきゃね」
「若いのに気が利かないわね」

そんな言葉を毎日のように浴びせられ、私の心は少しずつ削られていきました。



食事ものどを通らず、体重は減っていきました。

子どもも次第に口数が少なくなり、楽しそうに笑うことがなくなりました。私が笑わなくなったからかもしれません。

二人で過ごしていても、どこか静かで、息を潜めるような時間ばかりでした。



■同居開始から3ヶ月後、ようやく実家に帰る許可が下りて…
「お母さん、◯◯くん、最近元気ないね」

保育園の先生に、子どもについてそう言われたとき、私はうまく笑えませんでした。

「少し疲れてるだけです」と答えながら、胸の奥がチクリと痛みました。


引っ越してから三か月が過ぎたころ、ようやく義母の“許可”が出て、私は子どもを連れて実家へ帰ることができました。



久しぶりに顔を見た母は、私のやせた姿に息をのんでいました。

「……何があったの?」

その一言で、張りつめていたものがほどけていくのを感じました。

私は笑おうとしましたが、声が震えてうまく出ませんでした。



※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。

(ウーマンエキサイト編集部)

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