※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
赴任直後から生徒の反感を買い、孤立していた非常勤講師・岡田。コネ採用だった現実に打ちのめされ、人気実習生・川合への嫉妬を募らせた彼女は、川合と男子生徒のやり取りを「不適切な関係」とでっち上げて訴える。しかし真実が明らかになり、校長室で厳しい叱責を受けることに。「生徒を自分の子どもだと思って考えてください」と諭されても、岡田の心は晴れなかった。そんな彼女のもとに叔父からの怒りの電話が入り、さらに打ちのめされる。一方、教育実習の最終日を迎えた川合は、生徒たちからの色紙に涙する。岡田から伝えられた「間抜け」という言葉に隠された真意を知り、胸が熱くなるのだった。
■「本当に可愛かったんだ…!」予想外の美しさに衝撃!
■プライド完全崩壊…彼女の末路は?

■自己中と自己肯定感は別物――実習生のその後に続く物語


初めて川合の素顔を目にした岡田は、そのあまりの可愛さに衝撃を受けます。完全に打ちのめされた岡田は、その後出産を理由に退職。
嵐のように去っていった彼女は、のちに“ありえない先生”として語り継がれる存在となりました。
赴任初日から経歴を誇示し、自己肯定感の高さを隠そうともしなかった岡田。
しかし、その裏には自己中心的な言動が目立ち、周囲を振り回す姿も少なくありませんでした。
一方で、真摯に生徒と向き合い続けた実習生・川合は、いまや立派な教師として教壇に立っているようです。
こんな先生が、これからもっと増えていくといいですね――!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(スズ)