信州名物の「おやき」を知っていますか? 小麦粉やそば粉で作られた生地に野菜などを包んで焼いたもので、アレンジの幅が広いことから、
家庭でも作りやすいメニューとして注目されています。
そこで今回は、おうちで
簡単に作れる「おやき」の人気レシピ7選をご紹介。

野菜をたっぷり使ったり、チーズやお肉を合わせたり、スイーツ系にしたり。ユニークなアイデアも盛りだくさんです。
「おやき」の歴史についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
■信州名物「おやき」の歴史や由来は?「おやき」の歴史は非常に古く、
縄文時代にその原型があったと言われています。長野県北西部の縄文遺跡からは、雑穀の粉を練って焼いた痕跡が見つかっており、これがおやきのルーツのひとつと考えられているのです。
長野県北部は山間地や急斜面が多く、稲作が難しい地域もありました。そのため、小麦やそばの栽培が盛んになり、こうした背景から「おやき」に代表される
粉食文化が発展していきました。
「おやき」という名前は、
“焼く”という調理法に由来。かつての農家では、囲炉裏の灰の中で焼き上げる「灰焼きおやき」が一般的でしたが、現在では
「蒸す」「焼き蒸す」「揚げ焼き」など、さまざまな調理法で親しまれています。
■子どもに人気「サクサクレンコンおやき」の作り方すりおろしたレンコンの粘りを活かし、片栗粉や卵を加えれば、手軽におやき風の一品に。片面に豚肉を貼りつけて焼くことで、外はカリッと香ばしく、中はサクッ&もっちり食感に仕上がります。かつお節の旨味も効いており、おかずはもちろん、おつまみにもぴったりです。
子どもにも人気!サクサクレンコンのおやき
【材料】(2人分)レンコン 260g
豚バラ肉(薄切り) 50g
<調味料>
かつお節 5g
卵白 1個分
片栗粉 大さじ 1/2
塩 ひとつまみ
ポン酢しょうゆ 適量
【作り方】1、レンコンは皮をむいて1/3を5mm角に切り、残りはすりおろして汁気を軽く絞る。豚バラ肉は長さ4〜5cmに切る。
レンコンは縦半分に切るとおろしやすいです。絞り汁は温めてハチミツを加えたホットドリンクがおすすめです。

2、ボウルにレンコン、<調味料>の材料を入れて混ぜ合わせ、4〜5等分にして小判型に成形する。

3、(2)の片面に豚バラ肉を重ならないよう貼り付け、分量外の塩少々を振る。

4、フライパンを熱し、豚バラ肉を下にして焼き、カリカリになったら裏返して色付くまで焼く。器に盛り、ポン酢しょうゆを添える。
フライパンにくっつくようなら油を入れて下さい。
【このレシピのポイント・コツ】豚肉のカリカリとレンコンのサクサクが楽しめます。
■定番からアレンジまで! おやきの人気レシピ6選ナスとシメジのみそチーズおやき

ナスとシメジは信州おやきの定番具材。もちもちの皮からジュワッと旨味が広がります。甘じょっぱい味噌あんとチーズのコラボは最高。フライパンでこんがり焼き目をつけて、カリッとした食感を堪能しましょう。
大葉肉みそのおやき

ナスと大葉入りの肉味噌をたっぷり詰め込んでボリューム満点に。大葉の爽やかな風味が食欲をそそり、子どもや男性にも好まれるコクのある味わいです。具材が多めなので、周囲の生地を寄せて包み、しっかりと閉じましょう。
ずんだあんのおやき

枝豆と白花豆をフードプロセッサーでペースト状にして包んだ、和菓子のようなおやきです。やさしい甘さがくせになります。あんに入れる甘納豆がアクセントに。温かいお茶と合わせたくなりますね。
カボチャのチーズおやき

カボチャをマッシュして混ぜて焼くだけ! チーズと桜エビを加えるため、甘さと塩気のバランスが絶妙です。ほっくり&柔らか食感で、食べ応えもあります。手軽に栄養が摂れるので、子どものおやつにも好評です。
鮭とジャガイモの洋風おやき

ホクホクのジャガイモと鮭の塩気は相性抜群です。クリームチーズのコクも相まって、魚が苦手な子どももパクパク食べてくれます。鮭の下ごしらえはレンジで加熱するだけでOK。冷めてもおいしく、お弁当のおかずにも大活躍です。
ジャガイモとホタテのもちもちおやき風

ちょっと奮発してホタテ缶を使えば、一気と贅沢な味わいに。マッシュしたジャガイモにホタテの旨味が溶け込み、青のり+バターの風味で食べる手が止まりません。ホットスナック感覚で味わえる一品です。
■手作りおやきの保存には「冷凍」がおすすめおやきは
まとめて作って冷凍しておくと、忙しい朝や小腹が空いたとき、子どものおやつにも重宝します。十分に冷ましてから1個ずつラップで包み、フリーザーバッグに平らに並べて冷凍庫へ。保存期間の目安は
3週間〜1か月ほどです。
食べる際は、電子レンジ(500W)で1分ほど温めたあと、フライパンやトースターで軽く焼くのがおすすめ。外はこんがり香ばしく、中は弾力のある食感がよみがえります。ぜひ試してみてくださいね。
(川原あやか)