今年も、あっという間にバレンタイン。みなさんはお菓子作りの計画もう決まっていますか? できれば既製品ではなく手作りをしたいけれど、手間と時間はあまりかけたくないという人も多いかと思います。あとは他の人とあまりかぶらないように工夫もしたいですよね。
例えば、バレンタインの王道にトリュフがあります。ワンパターンになりがちな味も素材の一部を変えるだけで、変化をつけることができます。あの滑らかな口溶けはそのままに、ちょっと違った風味を楽しんでみませんか?
材料(約35個分)
・クリームチーズ:200g
・(板)チョコ2種:各50g程度
・ドライラズベリー:30g程度
・砂糖:20g
・ラム酒:小さじ1杯
・仕上げ用に純ココア(無糖)、粉砂糖(ノンウエット)、コーティング用チョコ、クランチ等:お好みで適量
作り方1. まず始めにクリームチーズは冷蔵庫から出して常温にもどしておきます。(※冷たいまま使用するとチョコレートと混ぜたときに綺麗に混ざりにくくなるため、常温〜人肌程度の少し温かいと感じるくらいの温度が適温です)
ラズベリーはザルに入れて熱湯を回しかけ、水気をとります。細かく刻んだらラム酒を振りかけて混ぜておきます。チョコレートは割るか刻んでおきます。厚みがある場合は溶けにくいため刻んでおいたほうが失敗しにくくなります。今回はミルクチョコとホワイトチョコを使用していますが、種類は好みでOKです。
2. クリームチーズが適温になったら、砂糖を加えてよく練り混ぜます。ダマがなかなか消えなかったり、硬いと感じる場合はレンジで少し温めて下さい。砂糖が溶けて、滑らかなクリーム状になればOK。
3. 細かくしたチョコを50〜60℃の湯煎で溶かします。使用するボールは鍋より一回り大きいものを使用すると安定しやすいです。(※電子レンジ加熱でもできますが、分離したり焦げたり、加減が難しいのであまりおすすめしません。ホワイトチョコを使う場合は特に分離しやすいので注意して下さい)
4. チョコがしっかり溶けたら、クリームチーズの半量を1/4ずつ加え、その都度よく混ぜます。(※一度に加えて混ぜると分離しやすいので注意して下さい)混ざったらラズベリーも加えて混ぜます。
5. もう一種類も同じように1/4ずつ加え、その都度よく混ぜます。混ざったらラズベリーも加えて混ぜます。それぞれ成形できる硬さになるまで、冷蔵庫でよく冷やします。(固めのアイスクリームくらいの硬さまで冷やすのがベスト)
6. チョコがしっかり冷えたら、成形していきます。手で触ると溶けやすいため、適量を大きめのラップに包み、口を結んで成形するのが一番楽です。向きを少しかえながら2〜3回ラップでキュっと包むようにすると綺麗に仕上がります。
7. 成形が終わったら、粉やチョコレートで仕上げをします。粉の場合は適当な器に入れて転がしながらまぶした後、最終的に茶こし等で振りかけるようにすると綺麗に仕上がります。粉砂糖を使う場合は時間が経つと表面が溶けることがあるので、長期保存には向きません。
すぐに食べない場合は溶かしたチョコレートで全体をコーティングしたり、クランチや細かく削ったチョコを全体にまぶすと見た目をキープしやすくなります。使用するチョコや仕上げ材料によってバリエーションが出せるので是非色々試してみて下さい。
ラズベリーの色と酸味がアクセントになっていて、クリームチーズとよく合います。バレンタインに何を贈るか迷っている人は是非一度お試しあれ。
(なめっこ星人)