この季節、朝、しっかりとメイクをしたのに、会社に着く頃には、もう化粧崩れをしているなんてことありませんか? これでは、爽やかな一日のスタートが、憂鬱な気分になってしまいますよね。そこで、今回は、夏の化粧崩れを防ぐ、簡単テクニックをご紹介します。
画像:(c)liza5450 - Fotolia.com■肌にファンデをしっかりと馴染ませること! 化粧崩れが起きる原因には、汗、乾燥、皮脂と、大きく3つありますが、夏の化粧崩れの一番の原因は、皮脂だと言われています。肌の油分とファンデーションの油分が乳化して、化粧崩れが起きてしまうのです。
肌とファンデーションの境目があると、そこからメイクが崩れてしまいます。ファンデーションを塗った後、スポンジを使い、しっかりと肌に馴染ませることが化粧崩れ対策に効果的です。
■厚塗りになった部分から、化粧崩れは起きる! スポンジで肌に馴染ませる際は、ファンデ―ションの厚みが均等になるように、軽く叩きこむように押さえながら馴染ませます。少しずつ丁寧に馴染ませていくのがポイント。肌にピタッと密着させて、肌とファンデ―ションの境目をなくし、肌と一体化させます。
化粧崩れは、厚塗りになった部分から起きやすいもの。毛穴や黒ずみが気になりやすい小鼻の周りは、ついつい厚く重ねてしまいがちですが、皮脂の分泌が多い部分でもあるので要注意です。スポンジに残ったファンデを薄く重ねる程度にしてください。
■皮脂分泌を過剰にする原因は、肌の乾燥! 夏の皮脂による化粧崩れは、肌の乾燥により皮脂が過剰に分泌されることが大きく関係しています。夏の肌は、紫外線やクーラーなどの影響で乾燥しやすい状態。
夏の暑さで、肌表面がベタついているため、肌内部の乾燥に気が付かず、あぶらとり紙などで油分をとってしまい、さらに肌を乾燥させてしまうケースも少なくありません。暑さで皮脂が出やすいうえに、皮脂を過剰に分泌させてしまい、化粧崩れを起こしやすくしているのです。
肌がベタベタするから、夏場のスキンケアはさっぱりと化粧水だけ! なんて思っていたら大間違い。夏こそ、乳液やクリームなどを使ったスキンケアが重要です。化粧崩れを防ぐためにも、肌の状態をしっかりと整えることを心掛けてください。
(廣田美千代)